SIMPLE MINIMAL -22ページ目
To be,or not to be・・・
昨夜は朧に射す満月が、
夜空を一面のインディゴに染める、
心持しっとりとした春の夜でした。
To be,or not to be・・・
家で料理をするべきか、
バーに飲みに行くか・・。
答えは簡単。
結局いつものバーに向かうことに・・。
月のせいにして・・。
昨日は飲みに行ったので、
今日に繰り越された料理です。
金目鯛の酒蒸し。
昆布〆にして刺身で頂くつもりでしたが、
買ってから二日経ってしまったので
加熱して頂くことにしました。
骨を取り、皮に切り込みを入れた
昆布〆の金目に酒をふり、
昆布と一緒に蒸し器に入れて
8分程度蒸します。
だしに酒と薄口醤油、塩で調味し、
豆腐としめじを入れて、
水溶き片栗粉でとろみを付けます。
蒸した金目にあんをかけ、
わさびを添えて頂きました。
豆腐も冷奴で食べようと
思っておりましたが、しめじとともに
急遽登板でいい仕事をしてくれました。
あさりご飯。
あさりは予定通りの炊き込みご飯に・・。
一日延びてしっかりと砂を吐いてくれました。
あさりを茹で殻を外し、
あさりのだしを濾します。
あさりのだしに醤油、酒、味醂を加えご飯を炊き、
蒸らす段階であさりの身を入れました。
炊き上がったら、微塵切りの生姜を入れ
ほぐすように混ぜます。
寝静まった街を帰る道すがら、
雲も星もない南の空に明るく浮かぶ
月を見上げながら歩きました。
新月だったらどうしたか・・。
星のせいにして
飲みに行ったに違いありません・・。
季節は少しずつ・・少しずつ移り、
そして気付けば
いつの間にか変わっている・・。
そんな概念を持っていました。
しかし、草木や雲、鳥や虫など・・
注意深く観ていると、
劇的に変化していることに気付かされます。
ひとつの枝先に
ほんの小さな芽を見付けたと思うと・・
翌日にはそれが一気に
樹木全体に広がっていたり・・、
若草は日に日に青み、そこに
見落としてしまうくらい小さな花だけれど、
一斉に開花する様は正に劇的です。
大輪の花から足元の小さな花、
幾何学模様のように花弁を並べる花、
やわらかいフリルのように咲く花、
その色彩の豊かさ、香り、形状の多様さを、
春は劇的に感じ取らせてくれます。
日々同じことを繰り返しているように
錯覚してしまいそうな日常に・・。
コブシの花が大分散りました・・。
フィッシュ&チップス。
白身魚は丁寧に骨を鋤いた
鱈の上身を使いました。
衣の材料を合わせます。
・小麦粉 60g
・片栗粉 大さじ2
・ベーキングパウダー 小さじ1/2
・塩 小さじ1/3位
・水 120ml
・マヨネーズ 大さじ1
鱈に塩胡椒をして、下粉をはたいてから
衣をくぐらせて揚げます。
フレンチフライを揚げ塩を振り、
魚のフライと一緒に盛り付けます。
獅子唐の素揚げを添えました。
通常、タルタルソースやモルトビネガーが
添えられますが、爽やかな酸味の
レモンをたっぷり振って頂くのが好きです。
ザクッと軽快な衣に、
ふんわりとほどける鱈を頬張り、
もちろんビールと頂きます。
フレンチフライはメイクイーンなど
生の芋を使い、家で美味しく作れないか
研究したことがあります・・。
デンプンを洗い二度揚げしたり、
冷たい油から揚げたり、
茹でた芋を一日寝かせて揚げたり・・。
・・で、結果、冷凍加工品を使う方が
美味しいという結論に至りました・・。
冷凍ポテトの中でも特にオススメの
ベルギー産ビンチ種のフレンチフライです。
外はカリッと香ばしく揚がり、
中はねっとりとコクのあるポテトです。
ちなみに・・
フレンチフライはフランスが起源ではなく、
ベルギーが起源というのが有力だそうです。
名探偵ポワロがフランス人に
間違われるクダリをちょっと思い出します。
袋に書かれている“アルメッツ”は
フランス語で“マッチ棒”を意味し、
英語では“シューストリング”、
“靴紐”と呼ばれる細切りタイプのものです。
食べ始めると止まらなくなります・・。
昨日は足を伸ばし、
普段はあまり行かない
オーセンティックなバーで、
久しぶりに飲みました。
足を伸ばし、遠回りして
その店を選んだのは、
希少なモルトが飲みたかった訳ではなく、
途中にある桜を見たかったから・・。
水銀灯の青白い光に照らされ浮かび上がる
妖艶な夜桜を見るためにです。
一渉り飲んで陶酔したら、
仕上げにフリーザーで冷やされ
とろりとしたズブロッカをストレートで呷り、
バイソングラスの香りが鼻腔に残っているうちに、
再び桜の下へ・・。
タイ料理の定番、
牛肉のサラダ“ヤムヌア”を
ローストビーフで作りました。
いつもは無駄のないように、
ある程度献立を考えて買い物をしますが、
今日はスーパーの肉売り場で、
ポツンと一つ売れ残っていた
塊のもも肉が目に留まり、
ローストビーフにしたら絶対おいしいだろうと
直感的にメニューが決まりました。
ローストビーフを焼きます。
表面のドリップを拭き取り、
塩をまぶします。
強火でしっかり熱したプライパンに油をひき、
全面を短時間で焼きつけます。
300gの直方体に成型された肉でしたが、
200℃に温めたオーブンの中段で
11分間焼きました。
オーブンから出し、
アルミホイルを被せて休ませます。
11分に何の根拠もありませんでしたが、
イメージ通りのロゼ色に焼けたと思います。
肉をオーブンに入れている間に、
ドレッシングを準備します。
肉は直感的に調理しましたが、
ドレッシングは信頼のレシピです。
・砂糖 大さじ2
・ナンプラー 大さじ1・1/2
・酢 小さじ1
・ライム汁 1/2個分
・水 大さじ1/2
・ニンニク微塵切り 1/2片分
・一味唐辛子 適宜
・胡椒 適宜
サラダ用の野菜は
グリーンリーフ、・新玉ねぎ、
セロリ、パクチー(香菜)を使いました。
新玉ねぎはスライスして
辛味に応じて水にさらします。
グリーンリーフ、セロリの葉、パクチーの葉は
水に浸しパリッさせ、手でちぎります。
セロリは繊維を断ち切るように斜め薄切り、
パクチーの軸は小口から微塵切りします。
全てのサラダ共通のポイントですが、
サラダスピナー(水きり器)で
しっかりと水気を切ります。
器に野菜を盛り、
スライスしたローストビーフを並べて、
玉ねぎとパクチーを飾ります。
ドレッシングをかけ、
肉と野菜を一緒に頬張ります。
やはりパクチーはマストアイテムだと思いました。
他にミントやバジルなどを加えれば、
さらに本格的になりそうです。
生ニンニクが効きますので、
朝のサラダには向かないかと思いますが、
このドレッシングは牛肉と相性抜群。
エスニック好きにはたまらないサラダです。
・・ところで・・
夜桜を見るのに春向けのコートでは
厳しい寒さの夜でした。

