凛とした寒気に包まれた街。



蝋梅の香り漂う空気の中に入ると、


寒さですくめていた肩の力が緩みます。


その快い微香に惹かれ、


うつむきがちでいた顔を上げると、


そこには白梅の蕾の膨らみ・・。



春はまだ遠いと思っていましたが、


季節のバトンは継がれているようです。




牡蠣のオイスターソース煮。


SIMPLE MINIMAL-牡蠣のオイスターソース煮


【材 料】

・牡蠣 1~2パック

・ター菜 1株

・長ネギ 1/2本

・生姜 少々

・片栗粉


・紹興酒 大さじ1

・醤油 大さじ1 1/2

・オイスターソース 大さじ1

・砂糖 小さじ1/2

・水 200ml

・胡椒

・水溶き片栗粉



ネギは1㎝、生姜は薄切りにします。


ター菜は4~5㎝に切り、


軸と葉に分けて置きます。



牡蠣を洗って水気を切ったら


片栗粉をまぶし付け、


熱湯でサッと湯通しします。



ター菜を、塩と油を入れた熱湯で


軸、葉の順に茹でます。


しっかり水気を切ったら、


皿に広げるように盛り付けます。



ネギと生姜をサラダ油で炒め


香りが立ったら、


調味料、水を入れ沸かします。


そこに牡蠣を加えたら


煮過ぎないうちにとろみをつけます。


ター菜の上に盛り付けて出来上がり。

取引会社の営業担当の方から


ご挨拶として御進物を頂戴しました。



このご時世、


企業の販促向けの贈答品としては


大きくズシリと重い包み・・



『何だろう・・』と期待しつつ開封すると、


中には土の入ったプラスチック製の鉢。



球根が植えつけられた、


“アマリリス栽培ポット”でした。



大変失礼ながら・・内心、興醒め・・。



「誰か要らない?」


同僚の皆さんに声をかけても貰い手はなく、


自宅に持ち帰ることにしました。




南向きの窓辺に鉢を置き、


毎日少しずつ水を与えていたら・・



今朝、小さな芽を出しているのに


気付きました。



黒い土の中央、


乾いて裂けた球根の先端、


その隙間に幽かに光るエメラルドは


息吹く確かな命の輝きです。



その無垢で瑞々しい小さな小さな芽が、


嬉しくて、嬉しくて・・


可愛くて、可愛くて・・


愛しくて、愛しくて・・堪りません。



花が楽しみです。


春よ来い。




鮟鱇と野菜のサフランスープ。


SIMPLE MINIMAL-鮟鱇と野菜のサフランスープ


赤と黄のパプリカを焼いて皮を剥きます。



玉ねぎ、セロリ、ズッキーニ、アスパラガス、


パプリカを食べやすい大きさに切ります。



鍋用にブツ切りされたアンコウに


薄く塩を振って置いてから、


熱湯にくぐらせ霜降りします。



潰したニンニクをオリーブオイルで炒め、


香りが立ったら玉ねぎを加え炒めます。


セロリ、ズッキーニを順に炒め、


油が回ったらブイヨンを注ぎ入れます。


サフランを微量入れ色と香りを出します。



アンコウを加えます。


アスパラ、パプリカ、オリーブも加え、


煮立ったら丁寧にアクをひきます。


煮過ぎないように注意しながら


弱火にして火を通します。



アンコウを一度ひき上げ、


アラ(骨)を取り除き戻します。


塩、胡椒で味を調えたら、


熱々を盛り付け頂きます。



プルンとしてやわらかなアンコウの身と、


その旨味が出たスープは


サフランで貴やかな金色に染まり、


独特の芳しい風味でより引き立ちます。

寒の入りも穏やかな日が差し、


枯木立が伸ばした長い影の中に、


蛇の目エリカの淡い紫が


やわらかく健気に映ります。



夜になって冷え込んできました。


強い寒波が迫っているそうです・・。


“淑気未だ融せず春尚遅し”


寒さはこれからが本番です。




黒豆のアレンジ、黒豆サンド。


SIMPLE MINIMAL-黒豆サンド


煮汁を切った黒豆に


マスカルポーネチーズを和え、


トーストしたパンに挟みます。



黒豆の甘さとマスカルポーネの


まったりとしたクリーミィさが調和します。


和洋折衷だから


抹茶にもコーヒーにも・・


ラム酒を含みながら


乙なつまみにもなりそうです。