灼くる風が吹き抜ける繁華街。



街路樹が作る片蔭の中に、


行き交う人達も偏って歩いています。



強烈な光と影のコントラストに、


一瞬、目が眩みそうになる


真夏の午後でした。




豆腐の肉巻き。


SIMPLE MINIMAL-豆腐の肉巻き


豆腐をしっかり水切りします。



薄切りの牛肉に小麦粉をはたいて、


肉に巻きやすい大きさに切った


豆腐を巻きます。



温めたフライパンにサラダ油をひき、


肉巻き豆腐を焼きます。


全面を焼いたら一旦取り出し休ませます。



フライパンの油を切り、


醤油大さじ2、オイスターソース小さじ1、


味醂大さじ3を入れ、煮詰めたら、


バター少量を溶かし込み、タレにします。



焼いた肉巻き豆腐をタレに絡めます。



食べやすい大きさに切って、


タレと共に盛り付けます。


今回は水で戻したクコの実と


姫ネギをあしらいました。



肉と豆腐は巻かずに別に焼いても


変わらず美味しいですが、


巻かれた姿がなんとも愛らしいです。

雲り空が重く広がりました。


日食は見えないけれど、


薄暗くなった南の空を見つめて、


想像力は無限に馳せて行きます。



時折空を見上げるのは、


小さな自分を再認識させるため。



日食観測を心待ちにしていた


方々にとっては、


残念な天候だったかと思いますが、


それでも、空を見上げて謙虚になれた


日食の日でした。



足元に目を下ろすと、


草の葉に付いた無数の露が、


星のように美しく輝いていました。




オイルサーディンのブルスケッタ。


SIMPLE MINIMAL-オイルサーディンのブルスケッタ


トマトを湯剥きして種を取り、


角切りにします。



スライスしたバゲットを


軽くトーストします。


半分に切ったニンニクの


切り口をバゲットにこすりつけ、


香りを移します。


サーディン、トマト、ケッパーを乗せ、


薄く塩と胡椒をします。


パン粉とEXVオイルを振って、


低温のトースターで温めたら、


仕上げに高温に切り替えて


焼き目を付けます。



パセリとレモンを数滴振って頂きます。



サーディンの旨味と


ジューシーなトマトの味を吸った


バゲットが絶妙にまとめてくれます。


前菜のつもりが、満腹です・・。

暑さが鎮まりはじめる夏の夕べ、


南風が運んだ汐の香りに


街が包まれています。




夏、旬の鰯が最盛期を迎えています。


自家製オイルサーディン。


SIMPLE MINIMAL-オイルサーディン


カタクチイワシのウロコを


優しくこすり取って、頭を落とします。


内臓をそっと引き抜ききれいにします。



300mlの水に対して


大さじ2の塩(約10%)を溶いた塩水に


イワシを30~40分程度浸けます。



水気を拭いて天日で軽く干します。



耐熱の容器にイワシを並べたら、


油を注ぎ入れます。


オリーブオイルは風味が強いので、


今回は綿実油を選びました。


そこへ、ニンニク、鷹の爪、


ローリエを加えます。



120℃程度の低温のオーブンで


30~40分ゆっくり火を通します。


冷めたら保存容器に移し、


冷蔵庫で保存します。


小さなカタクチイワシは、


多くの魚類やクジラの他、海鳥など、


食物連鎖を支える重要な魚。


そして日本人にとっては


最も漁獲量の多い大切な魚です。



もろく弱い身は丁寧に扱い、


可愛い顔に包丁を入れる瞬間は


胸が詰まります。


大切な魚ですから、


感謝の気持ちを忘れないように調理して、


美味しく頂きます。


杜松の香りのお酒と共に・・。