あの頃の私は、
「正しい対応」を必死で探していました。
・無理に行かせない方がいい
・生活リズムは崩さない方がいい
・親はどっしり構えるべき
専門家の言葉も、経験者の言葉も、全部読んだ。どの記事も、それらしいことが書いてある。でも読めば読むほど、不安は増えていきました。どれも正しいようで、どれも我が家にはぴったり当てはまらない。
「うちはこのケースに近いのかな」
「いや、でもここは違う…」
気づけば、検索履歴だけが増えていく毎日でした。
ある日ふと夜中にスマホを握りしめながら思いました。
「私はなにしてるんだろ?」
毎日毎日必死に解決策を探して⋯探しても探してもどこにも書いていませんでした。
それは、家庭の数だけ事情があるから。
そこで私は、ひとつやめました。
「元に戻す前提」で考えること。
頭の中ではいつも「いつ学校に戻れるか」
「遅れをどう取り戻すか」とかばかり考えていました。
その思考は常に「この子の将来の不安」に向いていました。
未来を考えるほど、今日の空気は重くなる。だから思い切って、視点を変えました。
「今日はどうする?」それだけに絞ることにしました。
1年後の進路ではなく、来月の成績でもなく、今日1日家の中が少し穏やかになる方法。それを考えるようにしました。
・今日はちゃんと朝ごはんを食べられた
・今日は会話が1回できた
・今日は私が怒鳴らなかった
小さいけれど、それだけで十分でした。
その積み重ねでしか、状況は動かないのだと、あとから分かりました。
もし今、検索をやめられずにいるお母さんがいるなら、伝えたいことがあります。
情報は大事です。でも、情報はあなたの家庭の答えではありません。答えは、お子さんとあなたの中にあると思います。
まずは「どうにかしなきゃ」を少しだけ横に置いて、ゆっくり休んで下さい。
夜はしっかり熟睡できてますか?
睡眠不足ではありませんか?