子どもの思い出の物「捨てない」「選ぶ」「選ぶ抜く」仕組みで、記憶を紡ぐ空間へ | 【暮らしの整理術】50歳からのRe:スタート うちらしく 暮らしやすく~かんたん・たのしく・おもしろく~/シンプルing

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40代50代と暮らしテーマを持ってみる。優先優先順位を持てるようになり、結果、暮らしのゆとりや余白ができ、叶うことができる暮らしの整理術


 

ちょうど娘も帰省中〜

ご飯を食べる「選ぶ」お店も変わりますね^^。

 

子育てを振り返ると、日々の生活でいっぱいで、できなかったことへの後悔や葛藤がありました。思い出のものは、「捨てられない」のでなく「捨てない」「選ぶ」と決めて、少しずつ、選べる仕組みを作りました。子どもが巣立ち、思い出のもたらす空間の効果は、私の造像以上のものでした。今では、子どもと一緒に、思い出を振り返ることで、新しい発見や幸せを感じることができています。

 

 

 

こんなに小さな背中が今では社会人に

 

今年の4月から、わが家の子どもたち2人とも社会人として新しい1歩を踏み出しました。

 

子育ての真っ只中にいたあの頃の私は、

「キーーーッ」と腹を立てたり、

「うんうん」と嬉しさに浸ったり、

仕事して、ご飯作って、洗濯して、お迎えに行って....。

 

 

振り返れば、毎日めまぐるしい日々でしたが、

あの頃の私は、驚くほどキビキビ動いていた気がします(笑)。
でもその頃は、ただ日々をこなすことで精一杯だったんですよね。

積ん読になってしまった本、
もっとしてあげたかったけど手が回らなかったこと。

ふとした瞬間に「あぁ、私ダメだな…」と情けなくなることもありました。

 

 

思い出を“ちゃんと味わう”こと

 

子どもの作品や写真、絵本…。
「ゆっくり見たい」

「ちゃんと整理して形にしたい」
そんな気持ちはあるのに、いつも後回しにしてしまっていたのです。

片づけの仕事をするようになり、人は、物にも感情移入する。

だから、物を単に捨てるというだけでは、心が追いつかないことがわかりました。

 


私の場合、

特に子どもの成長を感じられるようなものは、

しっかり味わうことなく手放すのがどうしても苦手。

普段から整理できればいいのですが、

育児や仕事に追われている当時の私は、

とてもそんな余裕がありませんでした。
だからこそ、少しずつ「選べる仕組み」を作ることにしました。

 

私が実践した“少しずつ選べる仕組み”

 

整理する時間が持てないときは:

  • 物を点在させず、1カ所にまとめる
  • 誰のものかを明確にする
  • 置き換えながら少しずつ選んでみる

思い出をじっくり味わえる時間ができたときは:

  • 思い出の品を集める
  • 見える化する
  • 目にする時間を増やす

 

 

思い出の空間がくれる新たな幸せ

 

私は本棚を整理して、思い出の品を集める専用のスペースを作りました。
飾って楽しむうちに、少しずつ選べるようになったんです。

 

10年以上放置していた写真も、「カフェコーナー」を作ったことで、

整理する時間も見る時間も増えました。

 

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帰省した娘とのひととき

 

ちょうど帰省した娘と一緒に飾っている絵本を見ながら、こんな会話がありました。

「あ〜懐かしい!」
「はらっぱの絵本、好きだったよね」
「あの本も“読んで!”ってよく持ってきてたよね」
「これ覚えとる!」
「え〜私は覚えてないなぁ」

絵本をきっかけに、いろんな思い出が次々とよみがえります。

 

 

 

 

同じ本を見ても、そこに添えられた写真や会話が結びつくと

、全く違うエピソードが蘇ることもあるんです。

 

こうした「きっかけ」から、忘れていた小さなエピソードが引き出されたり、

親子で実は解釈が違っていたことに気づいたり…。

今だからこそ見える幸せ、
今だからこそ気づける幸せが、そこにはありました。

 

 

 

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