シンプルハウスのつくりかた -24ページ目

家づくりのコツ12

「大きな暮らしができる小さな家」永田昌民・杉本 薫著 オーエス出版社発行の本より
家づくりのコツの紹介です。

―ダイニング―

 対面式のキッチンにダイニングのワンルーム。これが永田さんの定番です。家のなかで一番いい場
所に配置してできるだけオープンにすれば、のびのびとして気持よく過ごせます。

 「子供の頃の記憶をたどると、台所はご飯を食べたり、ラジオを聴いたり、本を読んだり、茶の間
とセットになっていました。家全体の気配が感じられる中心のような、安心感のようなものにつなが
っている、そんな場所だったように思います」

 永田さんの記憶が設計に反映されている典型的な例です。ですから、ただ機能的で、清潔で、便利
にできていればいいというのではなく、部屋全体の雰囲気と一体になることが大切。キッチンはお母
さんが家族にあれこれ世話をやいたり、指示を出したりする家のコントロールセンター、司令塔のよ
うな存在といえるでしょう。ダイニングから気軽にお父さんや友人たちが入り込むのも、ワンルーム
のよさです。

 小さな家のキッチンはコンパクトであるべきです。システムキッチンは広くて豪勢ですが、十分な
機能性を備えていれば必要とは思えません。まt、一方からしか出入りできないのは使いにくいもの。
片方はダイニングにつながってサービスができ、もう片方は玄関や勝手口につながれば、ぐるっと回
れて便利。

 複数の人の作業も楽になります。勝手口には、大きなガラスをはめ込んだ扉を使い、光や景色を取
り込みます。爽やかな気分で仕事が出来るのも見逃せないポイントです。

 ダイニングは食事するだけでなく、家族や友人たちが集まり長居するところでもあります。居心地
よく過ごすには大デーブルが欠かせません。つくりつけより移動できる置き家具のほうが自由度が高
まり使いやすいです。

 サイズは通常のものよりひとまわり大きいものが向いています。テーブルの上ではいろいろなこと
をします。アイロンをかけたり、子どもが宿題をしたりと、作業台でありデスクでもあるのです。ち
なみに永田さんの家のテーブルサイズは長さ225㎝、巾95㎝で、北鎌倉の家の円テーブルは直径135㎝
です。高さは低めで椅子に座ったとき、足の裏全体がべたっと床につくくらいが疲れません。低いテ
ーブルは大きくても圧迫感を感じさせない効果もあるのです。



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家づくりのコツ11

「大きな暮らしができる小さな家」永田昌民・杉本 薫著 オーエス出版社発行の本より
家づくりのコツの紹介です。

前ブログより

 玄関扉も大事な顔です。家全体の雰囲気に合わせて素材や大きさを考えますが、お客様を迎えると
同時に誰もが簡単には入れないという意思を示すために、がっしりとした木製扉を使うことが多いよ
うです。

 照明の演出にも配慮します。全体をすっかり明るくするのではなく、スムーズに歩けるように足元
を照らし、先に招くような明かりをつけると自然に導かれるような効果が生まれます。

 扉の前には庇が必要です。改まった訪問の場合、外でコートを脱ぐのがエチケットですし、雨の日
には楽に動けるスペースがないと不都合が出てきます。

 そして、土間の広さは小さな場合でも最低、半畳は取りたいところ。合理的に考えて、部屋に直接
出入りできる機能さえあればいいという人もいますが、さあ家に上がろうという心の準備のためにも、
そのくらいはほしいところです。
 
 永田さんは習慣的な決まりごとはある程度守っておいた方がいいといいます。


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家づくりのコツ10

大きな暮らしができる小さな家」永田昌民・杉本 薫著 オーエス出版社発行の本より
家づくりのコツの紹介です。

玄関

 玄関まわりは家の顔。目立つ必要はありませんが、それなりの構えと適切なスペースはほしいと永
田さんは考えています。人を迎え入れるところですから、訪れる人には住んでいる人の人柄や気持ち
が伝わる場所として、家族には帰ってきてほっと思える場所として、心配りをしたいところです。

 永田さんは「人を迎え入れるという意味合いをもつ、家の中と外のクッションのような場にしたい
と思いながらつくっている」といいます。

 公道から玄関扉までのアプローチは引きがあるのが理想ですが、近頃では敷地面積の関係もありな
かなか思うようにいきません。公道に直接面した玄関や駐車スペースがアプローチになった味気ない
家も少なくありません。敷地に余裕のない街中の場合は、風や人、騒音などを避けなければなりませ
んが、そんななかにも上手に人を迎える工夫がこらされます。

 玄関までの距離がない場合には、歩くごとに見える方向が変わっていくようなアプローチに角度を
つけると、なんとなく奥まった感じがします。そして、わずかなスペースであっても樹木や草花があ
ると、「さあ、どうぞ」という招く側の気持ちが表現できます。

 樹木は季節の変化を感じさせる落葉樹が適しています。清楚な花のヤマボウシ、赤い新芽が緑に変わって秋には紅葉、そして香りがいいカツラなどは、シンボルツリーとして最適です。人を迎えるアプローチが季節感あふれた舞台になれな、出会いはより印象深いものになるというわけです。

                                    続く・・・


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家づくりのコツ9

「大きな暮らしができる小さな家」永田昌民・杉本 薫著 オーエス出版社発行の本より
家づくりのコツの紹介です。

前ブログより

 光源は白熱灯を使います。青白い光がモノを平板に照らし出す蛍光灯は使いません。日が落ちか
けた夕方、晩ご飯の美味しそうな匂いと赤っっぽい明かりが灯るわが家にほっとするという子供の
ころの記憶。そんな懐かしい風景を呼び起こすのが、あたたかみのある白熱灯の明かりです。

 食卓にはペンダント、照度が必要なテレビを見る場所やキッチンには調光器のついたダウンライ
ト、ソファの横にはフロアスタンドというように、必要な場所にあった照明を設置します。部屋は
隅々まで見えなくていいのです。TPOに応じて使い分けると、また別の雰囲気が楽しめます。

 器具は、安価でシンプルなデザインのものを使います。特に小さな家の場合には、存在感のある
器具は部屋のイメージを決定づけてしまいます。豪華な器具より、くつろげるやさしい明かりが大
切なのです。



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家づくりのコツ8

「大きな暮らしができる小さな家」永田昌民・杉本 薫著 オーエス出版社発行の本より
家づくりのコツの紹介です。

照明  ー暗さに棲む、灯に集う

 「家の明かりには炎のように闇と光が混在するようなところがないと。昼のように明るければ、
いつも元気でいることを強要されるでしょう。夜は暗いからこそ休まるのです。闇を溶けこませ
ながら必要な明るさだけをとるのが家の照明だと思います」と永田さん。夜は昼の延長ではなく、
夜は夜の生活があり、それに見合った表情を演出するのが自然といいます。

 永田さんは、天井に照明器具を最小限しかつけません。家族が思い思いの落ち着きを得られる
ような部分照明が重なり合って、それが全体の照明になるのがいいと考えています。

 天井に照明器具をつけないのは、部分照明が作り出す陰影のある落ち着いた雰囲気を作りだす
ためと、もうひとつ、広さと美しさを大切にいしているからです。

 学生のころ師であった吉村順三さんが、「京都御所の天井には照明がない。だからきれいなん
だ」といったのが印象に残っているといます。シーリングライトやシャンデリアなど天井に照明
があるのは、一般の住宅では当たり前ですが、一度でも天井に照明器具がない空間を体験すると、
確かにその気持よさがわかります。
                                    続く



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断捨離 in 名古屋 を主催っす

縁あって、初の名古屋での断捨離講座を共同で幹事することになりました。

話題となってる断捨離。

片付けであって片付けにあらず。

生活の場である家の仕事をしてるので、片付けには人一倍興味があり、

さらにそれを人に伝える立場であり、

でもって僕は片付け下手という微妙な位置。

片付け上手な奥さんと暮らしているので幸せ♪ですが、

奥さんのためにも片付け術は手に入れたいかと。。




幹事なので、断捨離講座 in 名古屋 のホームページを作りましたよ。

1ページだけのホームページですが(汗)

でも、断捨離講座の講師であられるやましたひでこ先生に

「なんと素敵な告知ページができあがりましたね。
わお~です。」

と言っていただきました。

そう言っていただいて、わお~です(^^)

無駄に完璧主義者なのです。

こういうとこは納得いかないとなかなか進めないんです。

でも奥さんからは

「さいきん、準備しなくて走るよね」

って言われました。

完璧主義者だけど抜けてるんです(^^;)

ま、走ってるうちに気づいて直せばいいんです♪



何が言いたかったというと、告知ページの告知です。

なんと定員40名の講座の募集に、事前登録で定員を3日で越えてしまいました。。。

こんなみんなが興味があるもの、

僕のまわりの方にもお知らせしないわけにいかないなと思って、

こちらでも告知です。

ここ数日のウチに募集開始したいと思ってます。

たぶん、事前登録の方への案内だけで終わってしまうと思うので、

興味がある方は事前登録しておいてください!

事前登録しても、本申込をしないとお金はかかりませんので大丈夫です。

告知ページはこちらです。

断捨離 in 名古屋!(通称 ダンナゴ!)

戸建て賃貸建築中

戸建て賃貸を建築中です。

だいぶできあがってきました。

来週には足場が取れる予定です。

そろそろ募集の方もはじめないとなーと、

不動産屋さん数社におととい連絡しました。


すると!なんともう内覧希望が。

しかも、、、、、









びっくり申込をしていただきました!!

まだ、審査をしたからの契約になりますが、

数日のことでびっくりしました。

いいもの作ってると結果もはやいなー。


完成までもう少し。

がんばってつくっていきます。

家づくりのコツ7

「大きな暮らしができる小さな家」永田昌民・杉本 薫著 オーエス出版社発行の本より
家づくりのコツの紹介です。

前ブログより

 次は造り付けの家具についてですが、永田さんはキッチンや衣類、下駄箱など最低限のつくりつけ
家具しかつくりません。というのも、いずれ生活は変化するもので、固定された家具では、その変化
に対応できないからです。ただ臨機応変につかえる棚は設置します。そして、奥行き15㎝程度の飾
り棚も。ちょっと豊な気分になれるし、それぞれの住まい手らしい味が出るからです。

 キッチン収納は多めにします。中を細かく仕切るということはしません。キッチン用具は増えたり、
変わったりすることが多く、きっちりつくりこむと、あとで使いにくくなることがあります。収納の
奥行きは食器が収めやすい20㎝ちょっとのものと、何でも入る深い奥行きのものを設けます。
 
 キッチンメーカーでは、様々な仕掛けを取り入れ、いかに使いやすいかを謳っていますが、ちょっ
と冷静に考えてみると、要点がおさえられていれば、手間のかかる工事でコストをあげるより、自分
で仕切りやカゴをつければいいという考え方も確かにあると思います。便利なものが必ずしもいいと
は限らないのですから。

 収納を設置する場所ですが、永田さんは「キッチンで使うものはキッチンに」でなくてかまわない
といいます。頻繁に使うものでなければ、ベンチの下だって、ダイニングのちょっと先でもかまわな
いはず。コンパクトな設計がなされていれば、すぐに取り出せます。小さな家には柔軟に考えれば解
決することがいくらでもあるのです。

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おうちの雑貨店営業日

今日は金曜日なので、おうちの雑貨店営業日です。

祭日ですが、なんのことはなく普通の営業の予定。

それが、朝起きたときはほとんど降ってなかった雪が、
どんどん降ってきました。

あいかわらずのんびりやってると思います。

奥さんの横で僕は建築の仕事してようかな(^^)

家づくりのコツ6

「大きな暮らしができる小さな家」永田昌民・杉本 薫著 オーエス出版社発行の本より
家づくりのコツの紹介です。

建具・家具 ー木製建具の心地よさ

 木製建具は重い、腐るなどと言われますが、永田さんは木製建具を使い続けています。その理由は
いくつかあります。

 まず、アルミサッシと異なり、大きさや形が自由自在に作れること。永田さんはバランスの取れた
デザインをつくりだしますが、それは、それぞれの空間に対して窓の大きさや形が、見事に見合って
いることが大きく影響しています。そのデザインが自然であたり前に見えるその裏側で、巧みな計算
があるのです。

 また、そのやわらかな感触や、時間の経過とともに醸しだす味わいも魅力です。漆喰の壁や天然木
のフローリングなど、自然素材を使うのも同様の理由です。ビニールクロスや合板フローリングなど、
工業製品のほうが安上がりですが、内装材でコストを下げるより、他の工夫でコストを抑える努力を
したいと永田さんはいいます。

 今はアルミサッシ全盛ですが、昔の住まいは木の窓枠でした。ですから、木製建具にはどこはかと
なく懐かしい感じがします。
 
 「住み始めて、この家は懐かしく安心するような感覚がするんです」といったのは、永田さんの施
主のひとりです。永田さんは、そんな人がほっとするような記憶の連続性も大切にしています。木製
建具だからと言って昔のように隙間風に悩まされることのないよう工夫しています。

 通常、引き違い戸は、開けるると2枚の建具が重なり1枚分の建具の姿はそのままそこにあります。
永田さんは、この鬱陶しさを避けるために庭に面した窓は建具をすっぽり壁の中に引き込める形にし
ています。これだと開口の大きさをストレートに楽しむことが出来、外部とより一体感がもてます。

 一時期は引き戸を使うと、何でも和風に見えてしまうのではないかという懸念から、今ほど使って
いませんでした。しかし、開き戸に比べて、開閉のためのスペースを必要としない、金物代がかから
ない、空間を面白く構成できるなどといった理由から、現在では玄関以外、ほとんど引き戸にしてい
ます。

                                     続く・・・

大きな暮らしができる小さな家/永田 昌民

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