家づくりのコツ6
「大きな暮らしができる小さな家」永田昌民・杉本 薫著 オーエス出版社発行の本より
家づくりのコツの紹介です。
建具・家具 ー木製建具の心地よさ
木製建具は重い、腐るなどと言われますが、永田さんは木製建具を使い続けています。その理由は
いくつかあります。
まず、アルミサッシと異なり、大きさや形が自由自在に作れること。永田さんはバランスの取れた
デザインをつくりだしますが、それは、それぞれの空間に対して窓の大きさや形が、見事に見合って
いることが大きく影響しています。そのデザインが自然であたり前に見えるその裏側で、巧みな計算
があるのです。
また、そのやわらかな感触や、時間の経過とともに醸しだす味わいも魅力です。漆喰の壁や天然木
のフローリングなど、自然素材を使うのも同様の理由です。ビニールクロスや合板フローリングなど、
工業製品のほうが安上がりですが、内装材でコストを下げるより、他の工夫でコストを抑える努力を
したいと永田さんはいいます。
今はアルミサッシ全盛ですが、昔の住まいは木の窓枠でした。ですから、木製建具にはどこはかと
なく懐かしい感じがします。
「住み始めて、この家は懐かしく安心するような感覚がするんです」といったのは、永田さんの施
主のひとりです。永田さんは、そんな人がほっとするような記憶の連続性も大切にしています。木製
建具だからと言って昔のように隙間風に悩まされることのないよう工夫しています。
通常、引き違い戸は、開けるると2枚の建具が重なり1枚分の建具の姿はそのままそこにあります。
永田さんは、この鬱陶しさを避けるために庭に面した窓は建具をすっぽり壁の中に引き込める形にし
ています。これだと開口の大きさをストレートに楽しむことが出来、外部とより一体感がもてます。
一時期は引き戸を使うと、何でも和風に見えてしまうのではないかという懸念から、今ほど使って
いませんでした。しかし、開き戸に比べて、開閉のためのスペースを必要としない、金物代がかから
ない、空間を面白く構成できるなどといった理由から、現在では玄関以外、ほとんど引き戸にしてい
ます。
続く・・・
大きな暮らしができる小さな家/永田 昌民

¥1,890
Amazon.co.jp
家づくりのコツの紹介です。
建具・家具 ー木製建具の心地よさ
木製建具は重い、腐るなどと言われますが、永田さんは木製建具を使い続けています。その理由は
いくつかあります。
まず、アルミサッシと異なり、大きさや形が自由自在に作れること。永田さんはバランスの取れた
デザインをつくりだしますが、それは、それぞれの空間に対して窓の大きさや形が、見事に見合って
いることが大きく影響しています。そのデザインが自然であたり前に見えるその裏側で、巧みな計算
があるのです。
また、そのやわらかな感触や、時間の経過とともに醸しだす味わいも魅力です。漆喰の壁や天然木
のフローリングなど、自然素材を使うのも同様の理由です。ビニールクロスや合板フローリングなど、
工業製品のほうが安上がりですが、内装材でコストを下げるより、他の工夫でコストを抑える努力を
したいと永田さんはいいます。
今はアルミサッシ全盛ですが、昔の住まいは木の窓枠でした。ですから、木製建具にはどこはかと
なく懐かしい感じがします。
「住み始めて、この家は懐かしく安心するような感覚がするんです」といったのは、永田さんの施
主のひとりです。永田さんは、そんな人がほっとするような記憶の連続性も大切にしています。木製
建具だからと言って昔のように隙間風に悩まされることのないよう工夫しています。
通常、引き違い戸は、開けるると2枚の建具が重なり1枚分の建具の姿はそのままそこにあります。
永田さんは、この鬱陶しさを避けるために庭に面した窓は建具をすっぽり壁の中に引き込める形にし
ています。これだと開口の大きさをストレートに楽しむことが出来、外部とより一体感がもてます。
一時期は引き戸を使うと、何でも和風に見えてしまうのではないかという懸念から、今ほど使って
いませんでした。しかし、開き戸に比べて、開閉のためのスペースを必要としない、金物代がかから
ない、空間を面白く構成できるなどといった理由から、現在では玄関以外、ほとんど引き戸にしてい
ます。
続く・・・
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