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先日、友人の言葉をブログで紹介したのですが、

 

それをきっかけに思い出したことがありました。

 

 

 

その友人Mちゃんは、会社の元同僚。

 

と言っても、私はイギリス、彼女は東京のオフィスで働いていたのですが、時折ホリデーを兼ねてイギリスに遊びに来ており、イギリスのオフィスから仕事をすることも。その間は、我が家(というか義父宅・笑)に宿泊し、一緒に出社していたという仲。

 

 

 

数年前のある日、Mちゃん滞在中に、急遽別の宿泊客が来ることになりました。

 

それは、義父の姉の親友。

 

気象科学者で、ロンドンの学会に出席するために、オーストラリアのブリズベンからはるばるイギリスにやってきたのです。

 

詳細は省きますが、紆余曲折ありとても残念な理由で学会はキャンセルとなり、義父の住むブリストルというイギリス南西部の街にやってきたのでした。

 

 

広い家でしたし、宿泊客が一人増えたところで何の問題もなかったのですが…

 

この女史、とてつもなく曲者だったんですよ。(苦笑)

 

 

性格が悪いというより、空気が読めないと言うか。ナチュラルに人種差別をしてくる(苦)。本人はそういう意図はまったくないところが余計タチが悪いタイプ…。

 

義父の姉(旦那の叔母)も相当曲者なのですが、さすが類は友を呼ぶ!と納得するほどそっくり(笑)。

 

 

ある日、「明日の夜は私がご飯を作るから楽しみにしていてね!」とそのオージー女史が張り切っていたので、私とMちゃんは時間どおりに帰宅・・・したのに、家には誰もいない。

 

 

Mちゃんから、

 

「もう、あの人のことは放って置いて、どこかに食事にでも行かない?」

 

と至極真っ当な提案をされたわけです。

 

 

一日中働いて、45分車を運転して帰ってきてクタクタなわけですよ。さっさとご飯を食べて、テレビを見ながらリラックスしたい。それが本音。

 

 

 

しかし私は、

 

「そんな勝手なこと出来ない」とMちゃんの提案を断ったんです。

 

 

もうね、今の私にしてみたら、当時の私の思考回路が意味不明すぎて白目むきそうなんですけど、本当にこういう思考だったんです。

 

だいたい、「勝手」ってなんなんだ、と?(笑)

 

明日は私がご飯を作ると言っておきながら、作った形跡もなく、そもそもその本人の姿が見えないことのほうがよっぽど勝手なんですけど、

 

当時はこう思っていたんです。

 

 

・ 親戚(叔母)の親友なのだから、もてなさなくてはいけない

・ もてなすとは、相手の意向にすべて合わせるということ

・ 良い嫁でいなければいけない

・ とにかく失礼があってはいけない

 

 

もうね、今なら往復ビンタしているかも知れない(←割と本気)。

 

あほか、と。

 

頭、湧いてるのか、と。

 

 

失礼なのは間違いなく叔母の親友の方だというのに、

 

「親戚=絶対に波風を立ててはいけないもの、良い嫁を演じなければいけないもの」という固定観念があったんです。

 

 

まあ、実際は叔母の親友なので、親戚ですらないんですけどね・・・。

 

 

結局の所、誰にでもいい顔をしたかったんだと思います。

 

 

結局、オージー女史は自分がご飯を作ると言ったことすら覚えておらず、義父と一緒にパブに飲みに行っていたという。

 

その後、Mちゃんと私は何を食べたのか覚えていませんが、オージー女史と一緒の空間にいるのが耐えられず、今度は私達がパブに避難した次第です。(苦笑)

 

しかし、飲めない私は、うっすい色のついたお湯のようなコーヒーを飲んだ思い出。

 

 

Mちゃん、覚えてるかなぁ(笑)。

 

 

写真は、先日友人と出かけたノッティングヒルのOttolonghiというデリ。ちゃんとおいしいコーヒーとケーキです。

 

 

 

Mちゃんのおかげでオージー女史のことを思い出し、「今ならどうしているかな」と考えてみたんです。

 

 

「この人、ちょっと違うかも」と思った時点で、ストレスを増やさないために接触を避ける。

 

 

たぶん、これだと思います(笑)。

「苦手」と思っても、以前のように「なんでこんなに常識がないの?大人なのに!」と心の中で問い詰めることがなく、「あ、こういう人なので」で済むので、生成されるストレス自体も少ないと思います。

 

 

そして、

 

 

Mちゃんが提案をする前に、「何を食べに行こうか?」とウキウキし始めていると思う!(笑)

 

 

楽しくない人と一緒にいる必要がなく、さらに仲良しの友人と美味しい料理を食べに行けたら、そんな嬉しいことないわ~♡

 

 

当時こうしていたら、何年も経ってからこんなにはっきりと思い出すこともないくらい、「あー、なんかそんな人もいたっけ?」くらいの感覚で過ぎていたんだろうなと思いました。

 

 

ストレスを減らせるチャンスだったのに、「昨日こんな事があってね…」とストレスを体験して翌日に愚痴を言うことをえらんでいたんだな、と。

 

 

 

ちなみに、オージー女史は、

 

「オーストラリアにはマジックプディングと言って、100年の歴史のあるお菓子があるの!そのお菓子を焼くわ」

 

と自慢気に語ったのですが、オーストラリアよりも歴史の長い日本人とイギリス出身の私達は100年位の歴史ではピンとこず(笑)、

 

さらに、このマジックプディングの下準備(レーズンをラム酒に漬ける)の段階までした後、結局そのままの状態でオージー女史はブリスベンに旅立ちました。(謎)

 

 

先程、マジックプディングらしい画像を検索してみました。

 

 

むしろ、完成形を見なくてよかったかも知れない…とおもいました。

 

 

 

 

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