私がシンプルライフに目覚めたきっかけになったのは、ある友人との出会い。
私はまだ浪人生で親や周りの人にいわれるままにしている受験勉強にも意味が見出せず
これからどうしようか人生の目標が定まらずにいて悩んでいました。
そんなとき、ひょんなことからその当時大学生だったその友人と知り合うことになります。
彼女は、大学を辞め、旅にでるためにいろんな身のまわりのものを処分していました。
テレビ、ビデオデッキ、たくさんの洋服、たくさんの本・・・そして学歴
その当時、それらは私が欲しいと欲しいと思って手にいれられなかったものばかり・・・・
それをたやすく手放してしまう彼女の存在は衝撃的なものでした。
私が欲しかったものを全て手放した彼女の生活は実に豊かで楽しそうでした。
彼女はお気に入りのあけびのかごを持って、スーパーではなく、市場まで買い物に行き食料品を
買い、うどんやパンをじぶんでこねてつくる。
移動はいつも自転車で、無印良品の自転車に乗って海や山へ行く。
お金をあまり使わなくても楽しく生きることができる・・・彼女は私にそれを教えてくれました。
そして、物が少ないほど自由に心豊かに生きることができるということも。
荷物が少なければ、すきな時に移動できるし、移動も楽。
物が少なければ、少ないものを手入れしたり大事に使うようになる。
物がなければないなりに自分でつくるという方法がある。
物を手入れしたり、作ったりすることはとても楽しい。
彼女の姿を見て、最初は衝撃を受けるものの、しだいに共感するようになりました。
私は、自分の人生にとって大切なものはそれほど多くはないのでは・・・・ということに気づくようになりました。そして、その少ない大切なものを優先して生きていきたいということでした。
そのとき、私が望んだのは「もっと地に足がついた生き方をしたい。」ということでした。