「私」サイズの暮らし方 -3ページ目

「私」サイズの暮らし方

思考を整え、家を整え、人生を整えます

整理収納本はいつ読んでもワクワクしてしまうあかりです。

先日整理収納アドバイザー2級の講習会を受けてきたのですが、
その際、先生のお話が面白くてほとんどテキストを使いませんでした。

テキストはこちらの本です。

整理収納アドバイザー公式テキスト/一番わかりやすい整理入門

¥1,680
楽天

それで家に帰ってきてから復習とモチベーション持続のため読んでいます。

整理収納をしないことでのデメリット、講習会でのグループワークでもやりましたが、改めて本を読んで実感しています。

私は何事につけ、いろんな考え方を吸収して、自分に合ったやり方のイイトコどりをするのが大好きです。

だから、他者のやり方を否定するだけだったり、「これが正解!」とか「絶対これを信じなさい」とか言われると怪しく思えて聞きたくなくなるのです。(占いとか健康法とか、ね)
世の中「絶対」なんてことは数少ないんじゃないかと思うんですよね。

整理収納も自分に合ったやり方をすればいい。そのためにいろんな考え方・やり方を勉強する。

まあ、これは余談でした。

この本の中で、捨てること、整理することというのは生きるために必要なことと説いています。
それを牛乳に例えて書かれているのです。
コップの中に古い牛乳が残っていたとして、新しい牛乳を飲もうと思った時、そこにそのまま注ぐ人はいません。まず古い牛乳を捨ててから、コップを洗って(←私ならまずそうする(笑))、それから新しい牛乳を注ぐ。

モノも同じように、まず古いものを捨ててから新しいものを迎える。

捨てなくてもいいんですよ~とは言ってもあまりにモノの数が多ければ、結局厳選しなければ自分たちの目指す理想の暮らしができない…そういう風にその家に住む人たちが自覚しないと、なかなか暮らしは回っていかないのですよねー。

上記の本は文章がほとんどで本を読み慣れていて整理収納話が好きな人ならすぐ読めますが、ビジュアル的にガツンと欲しい"右脳派"さんにはこちらの本がオススメ。

片づけと収納がらくになる仕組みづくり ライフオーガナイズ: もっと心地いい暮らし方/著者不明

¥1,260
Amazon.co.jp

全国のマスターライフオーガナイザーとしてご活躍されている方々、ブロガーとしても有名なNAOさんのお宅を始め、いろぉんなインテリアのたくさんのおうちの実例が出ていて写真もたくさんあって、観ているだけでもワクワクしてきます。

そして、途中にある脳タイプ診断も「んんっ?」と興味魅かれること請け合い!

私はこのライフオーガナイザーの2級講座を受けて、夫と自分の、片づけ方や整理収納に対する意識の違いや見方の違いがよくよくわかりました。夫の脳タイプがわかったのが大きかったかなぁ。
今は、夫にも整理収納のことをよく話して、講座で習ったことをシェアして、夫を巻き込んで家中の整理をしようと目論んでいます。

だって、この家に暮らしているのは私だけじゃないし。
私だけ頑張るのなんて、イヤだもーーーーん。(笑)

幸い夫は、「自分の方が整理整頓はイケてる」くらいに思っていて、できないダメ妻がお勉強に行くことを応援してくれてて助かります。

のんびりしてられるのも今のうちよ。
ビシビシしごいてあげるからね。うふ。
片づけに集中したいのにいろいろと雑事が舞い込むあかりです。

昔、友人の家に数人でお泊りに行った時。
脱いだ洋服をキチンと畳んでいる友人の手さばきを見てうらやましく思ったことがありました。

私、服のたたみ方を知りません。
基本的に不器用なのもあって、いつもおかしな形になります。
せいぜい袖たたみくらい。
だから、いつも引き出しの中はぐちゃぐちゃでした。

こんまりさんのたたみ方などを見て真似ようと思いましたが、どうも自分には合ってないみたい。

そんな時、ブログ村の片付け・収納ランキングに彗星のごとく現れて、あっという間にTOP3に居座られてしまった、安東英子さんのブログから、メールマガジンに登録すると洋服のたたみ方の動画を無料でみられることを知りました。

モノは試しとメルマガに登録して、動画を拝見したところ…

これならイケそうな気がするぅアップ

というわけで。
早速、夫の下着と靴下とTシャツで実践してみました。
まずはBefore。

「私」サイズの暮らし方-下着靴下

見事にぐちゃぐちゃ(-_-;)

「私」サイズの暮らし方-Tシャツ

Tシャツは洗濯してまだしまってなかったのと、お出かけ用の柄物のTシャツは別の引き出しに(グチャッと)入れてありました。

洋服はだいぶ処分したのもあって、点数は少ない方だと思います。

それがこう。

「私」サイズの暮らし方-after下着

「私」サイズの暮らし方-afterTシャツ

下着はティッシュの空き箱を使って一列だけ詰められました。(靴下が倒れているのはそのためです汗)空き箱ができ次第、残りの下着や靴下もいれていこうと思います。

そして、驚きなのはTシャツ!!
今まで二つ分の引き出しを使っていたのに一つの引き出しに収まりそうです。
(空きスペースは今洗濯待ちのTシャツを入れるのにピッタリ)

きちんとたたんでしまうとスペースが空くとこんまりさんも言ってましたが、本当ですね。
衣服をたたむ収納が嫌いで掛ける収納ばかりしていましたが、これからはたたむのが楽しくなりそうです。

問題は、この下着をしまっている場所。
本当はお風呂の近くに置きたいのですが、そちらの収納がゴチャゴチャのため今はまだ置けないのです(涙)
そちらの収納が片付いた暁には、ぜひこのキレイな形を保ったまま移せるようにします。

それと、下着と一緒に写っているハンカチは玄関近くの収納場所に移す予定です。

お風呂に入るために下着の用意をする夫にくっついていって(いつもは放置)、引き出しを開けた夫に思い切りどや顔してやりました(笑)
苦手なことは得意な人から学べばいい、お片付け勉強中のあかりです。

私の生家は汚家でした。

どのくらいの汚家だったか、を客観的に説明するのは難しいですが、
掃除は年数回思い立った時だけ、玄関には靴が散乱し「何人家族ですか?!」ってくらいの惨状で、服は洗濯するより買ってきた方が早い、シンクはいつも満杯で水垢がつき放題、各部屋はやっと寝られるって状態で…って、けっこうな汚家ですね。てか、不衛生でもありました。

父親は自分で片づけも掃除もしないくせに始終、
「片づけろ!」「使ったらもとに戻せ!」と怒鳴り散らしていたのを思い出します。

そのたびに、
『片づけろってどうやって?』
『元に戻すってどこに?』
と、疑問に思っていたように思います。

モノの定位置も決まっておらず、管理もできていないのにどうしろと?

親からは一切片づけについてしつけられた、教えられた、という記憶がありません。
だから自分が大人になっても片づけ方がわからないのは『遺伝』『親のせい』もあると思ってました。

でもそれは違うんだと、受講した整理収納アドバイザー2級講座で否定されました。

問題はすべて自分の中にあるんだよと。

私の場合は、ですが、片付けの手法を知らないというのは本当です。
もうどこからどうやって手をつけたらいいのかがわからないのです。

「料理がうまくできない」
「PCの使い方がわからない」
「携帯電話がうまく使いこなせない」

こういうことと一緒のことなんですよね。
料理は料理教室があるし、レシピ本があるし、
PCだってPC教室があるし、最近ではスマフォの教室だってありますしね。
今は片付けがわからなければ習いに行ける時代になりました。

習わなくたってお料理上手の人はいるし、PCだって使いこなそうと思えばできるし、携帯電話やスマフォだってそう。習わなくてもさくさくできる人はできるし、お料理だって親が下手だったからその反動で自分はお料理上手になったというキム兄(タレント木村佑一さん)みたいな方もいます。

お片付けも親ができなかったら子供がすべてそうなるか、と言えば、そうとは言えません。

実際お片付け教室でご一緒した方が、自分は片づけるのが好きで友人にもアドバイスすることがあるけれど、親は片づけられなくて自分が帰省した時に片づけてあげると言ってました。

私が、自分で、やろうとしなかった。

ただそれだけの問題。

やるか、やらないか。

それだけなんですよね。

今は汚家でも汚部屋でもない家に住んでいますが、整理収納ができていません。

ライフオーガナイザー2級で習ったことと、整理収納アドバイザー2級で習ったことの合わせ技で何とか自分の整理収納の道筋が見えてきました。

自分のペースでやっていきます。