見た目は大人、整理掃除力はは3歳児並み、お片付け勉強中のあかりです。
他所様のお宅の冷蔵庫って、なかなかみる機会はありませんよね。
私にとっての冷蔵庫の見本・手本とは、汚家だった生家か親戚宅、くらいのものです。
生家は、汚家っぷりをあますところなく体現した冷蔵庫。
元は何かわからない物体が詰め込まれ、腐臭がし、液だれがたっぷり。
いつもスッキリキレイな親戚宅も食べ物に事欠く時代を過ごしているせいか、冷蔵庫だけは庫内の灯りが見えないほどギッチギチに食べ物が詰まっていました。
最近はブログでもインテリア自慢・お片付け上手の方たちはご自宅の冷蔵庫の写真を公開されたりしてるのを目にする機会も増えました。
婦人雑誌で冷蔵庫内の特集をしたり、TVで家事名人の方の冷蔵庫を拝見した時は衝撃を受けました。
え!冷蔵庫にもかご収納?!
野菜室にすのこ??
調味料はおしゃれな容器に入れ替える?!
常にスペースを空けておく?!
ぎゅうぎゅうに詰まった冷蔵庫しか知らなかった私には目からウロコでした。
それからお料理研究家の島本美由紀さんの二つの著書を読み、
ライフオーガナイズの『思考の整理』もして、
自分にとって使いやすい冷蔵庫を考えました。
自分がよく使う調味料はどれで、使いきれず余りがちな調味料は何か、よく使う野菜、常備したい食材、いつも倒れて不便な特大マヨネーズやケチャップ。
冷凍庫をちゃんと使いこなせず、霜のついた小分けの肉や茹で野菜をよく発掘するので、食材の冷凍保存は基本しない。すぐ買い物に行ける環境なのでストックは必要最小限。
賞味期限が切れた調味料でこの先使うこともない・使いこなせないものはスッパリ捨てて、二度と買わない。いつもないと困るものは指定席を作る、倒れて困る特大マヨ&ケチャップはペットボトルの下部分を切り取って収納に利用。
レタスなどもちぎってすぐ食べられる状態にしておく。
絶対食べ切れる、
夫も好きなおかずを1~2種類常備菜として作っておく。
beforeの写真がなく、今もまだ見直しの最中ですが、今の我が家の冷蔵庫の中はこんな感じです。
ボケてるし暗くてわかりにくくてすみません
まだ最下段がゴチャっとした印象ですが、明日あさってで使い切る食材が置いてあります。
何せ見えなくなるとないも同然!な性質なので、常に見やすく、手前に使わなくてはいけないものを置いておくようにしてあります。
達人たちのかご収納ももう少し庫内の使い勝手が固まってから導入しようと思います。
これで食品の廃棄処分はだいぶなくなりました。
食費も1万円近く違ってきましたよ。
今まで1万円も無駄にしてたってことですもんね…恐ろしや…
島本さんは著書の中で、まず片付けがニガテな人は冷蔵庫から初めるとよいと勧められてます。
冷蔵庫は入れるものが決まってますし、賞味期限が切れてたら問答無用で悩まずに捨てられますもんね。
私が勝手に『心の友』と呼んでいる汚家卒業代表のイラストレーターの池田暁子さんも基地を作ってから、次は冷蔵庫に取り掛かってました。
"食"は家族の健康にもお金にも直結している部分ですから、見直すとすぐ効果が出てきますよ!
お片付けに利く!本