どこ鉄201 〜ヒントと直感 | 菅野貴夫の野球電鉄

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俳優・菅野貴夫のブログです。
「どこ鉄」とは、友人から送られてきた鉄道写真を、それがどこで撮られたものかを推理・検索・悪戦苦闘しながら解いていくシリーズです。

こんにちは。どこ野鉄夫です。



すっかり夏ですね。

私は8月にある久しぶりの舞台に向けて稽古をしたり、色々ぼちぼちと過ごしていまして一週間がすぐに過ぎていきます。



というわけでまた間が空きましたが、今回もやっていきましょう。




まずは岡山県の恵理さんからの1枚。

海沿いの線路。

曇り空だけど景色は良さそうな所か?



…ちょうどこの写真が届いた時期、SNSにて恵理さんの投稿を見かけてしまいました。内容は北陸へ行ってきたとの事。

(わざわざ検索したわけじゃなくタイムラインに流れて来たので不可抗力です)



さて。

北陸のほうで、海沿いに非電化ローカル線が通っている場所……



ドン。

筆頭は何と言っても富山湾沿いを走る氷見線。

雨晴(あまはらし)海岸は特に有名ですね。

晴れた日には海沿いの景勝地と遠く立山連峰、そして氷見線の列車を一度に眺められる最高の場所。




景色には目もくれずひたすら線路を凝視。

このあたりが特に海に近い。



では問題の写真↓


探し出した写真↓

海岸へ向かう遊歩道の柵もバッチリ。



JR氷見線・越中国分〜雨晴間の雨晴海岸にある踏切、一直線に確保。



この日は残念ながら立山連峰は見えなかったようですが、晴れた日の絶景は一度でいいから生で見たいものです。

素晴らしい。





お次はてっしーさんからの1枚。

こちらも薄曇り。

どこかの街の、橋上駅舎からの写真。


駅の屋根はホームいっぱいまで続き、すぐ先には高架道路がまたぐ都市型の路線に見える。

遠くには山。



ホームに接近。

JR西日本確定。



逆サイドのホームを見ると、

乗車位置の表示が、緑色っぽい。


ふむふむ。

JR西日本の電化路線で、幹線クラスの設備を持った路線で、緑色のラインカラーの路線。

駅の配線は2面2線対向式ホームのシンプルな構造。



乗換路線図アプリは実際のラインカラーが反映されている素晴らしいアプリです↓


まず目についた幹線クラスの緑カラーは山陽線と伯備線、しかし該当なし。



おとなしく関西へ。

あった。

大阪環状線から奈良方面へ向かう関西本線(大和路線)。


配線略図大先生の出番。

2面2線の対向式ホームを当たっていこう。

駅すぐに道路橋があるかが大きな焦点。



捜索開始。

さっそく見つけた!!!



どうだ?

陸橋の色が違う!残念!!!



さらに先、奈良方面へ。

誰でも知っている寺の駅。

あの陸橋は?…少し駅からは遠いか…?




では問題の写真↓


見つけ出した写真↓

空が綺麗!それはともかく建物や陸橋もバッチリ。

JR大和路線・法隆寺駅、寄り道をしながらも確保!



お仕事で行ってたらしいですが、この辺りは名所旧跡だらけなので、空き時間にいろんな所に行きたくなりそうですね。

(徒歩だけだと大変ぽいですが)





さてお次は、ひさえさんからの1枚。

なんだこれ?

最初見た時、遊園地かなにかのオモチャ鉄道?と思ってしまいました。

カーブがきつすぎるし、殺風景なほど設備も何もない。



まあここはシンプルに考えて、路面電車の駅だろう。

さらに左側の窓を伺うと。

駅だ!

普通鉄道の駅で、しかもホームが複数ありそう。

おそらくJR系の、そこそこ主要な駅だろう。



さて。

JRの駅に路面電車が乗り入れていて、さらに両方の線路が並行していて、路面電車がすぐカーブして去っていくような駅………



最近広島駅構内に乗り入れるため大規模工事をしていた広島電鉄は、直角に乗り入れていたはず(しかも2階)だから違うか。。



豊橋は、線路と並行だけど駅前広場のデッキ下で離れていたはず。



北陸の富山駅に近年直接乗り入れた路面電車は、JR(から転換されたあいの風とやま鉄道)が高架駅で、さらに直角に交差していたような。

うむ。



…そういえば富山県にはもう一つ、路面電車が走っている街があったな。



高岡へ。

路面電車の黒い線が上に向かってニュッと出ているけど、あの下はどうなっているのか??



それでは問題の写真↓


探し出した写真↓

ビンゴ!


画角が広がっても独特の無機質風景!

信号の雰囲気もなかなか見慣れない感じで、逆に海外の鉄道か?と錯覚しそう。



というわけで万葉線・高岡駅、確かな捜索で確保。



北陸からの写真が続きますね。

僕は北陸はほぼ通過しただけの土地なので、ほんとにゆっくり訪れてみたいものです。





今回ラストはKANSさんからのこちら。

田舎の駅。

構内というか、線路と線路の間が広い。

かつては複数の線路が敷かれていたのだろうか。

非電化路線で、そこそこ規模の大きそうな駅。



隅々まで凝視。

あっ!JR九州のキハ40系ですねありがとうございます!これなら話が早い。

(2019年・熊本県の三角駅にて撮影)


面構えを見てのとおり国鉄時代から走っているベテラン車両で、白地に青帯が九州車の目印。

だんだん数を減らしてはいますが九州のローカル線では未だ現役です。



さて、どこの地域から探すか。

けっこう建物はあるので、ある程度ひらけた街だろうか。

線路は右に大きくカーブ。

そしてやはり構内が広いのが一番の特徴だな…



まずは福岡と大分を結ぶ久大本線から捜索開始。

有名観光地はカーブはあるけど線路の間が広くなかった。というか島式ホーム。


豊後森も機関庫あるから大きな駅だと思って注目したけど、線路間が同様。カーブなし。




久大本線の次は、、

前述の三角線や鹿児島の指宿枕崎線などキハ40系が現役なのは分かっているけど、末端のローカル線なので広い構内のある駅は期待できなそう。


やはり都市間を結ぶ路線ということで選んだのは、筑豊本線の桂川(けいせん)〜原田(はるだ)間。

かつては炭鉱輸送で栄えた路線の中で、いまだ非電化で取り残されている区間。だけど大きな構内などの名残りはあるのでは?と訪問。


しかし途中駅はシンプルな駅のみ。撤退。





炭鉱からの着想で、そのメッカだった筑豊地域へ。

大きな構内の名残りと言えば、この地域のほうがふんだんに残ってそう。

この赤線が非電化区間。

この地域には平成筑豊鉄道という非電化ローカル私鉄も路線網を張り巡らせているけど、まずはJRから。



JRの後藤寺線・日田彦山線と平筑の3路線が交わるジャンクション田川後藤寺駅。

いいカーブだ!

線路間はどうだ?広いようなそうでないような…?

駅構内画像へ。

ムムッ!

良いカーブを描いているぞ!?



車両で隠れている先の画像を探し出すと。

うーむ違った!残念!!




ならば隣の主要駅・田川伊田駅へ。

ん?

駅が程よいカーブを描いて、JRの路線から平成筑豊鉄道の線路が離れていってる……



それでは問題の写真↓


辿り着いた写真↓

完璧!



というわけでJR日田彦山線&平成筑豊鉄道・田川伊田駅、炭鉱がらみの着想から無事確保!!



これくらい車両がチラリと写っている写真は面白いですね。




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今回は以上です。



最初に述べましたとおり8月上旬に久しぶりの舞台公演がありますのでその告知をば。


2年前に上演し好評を博した作品を、再構築し完全版としてお送りします。ダブルキャストの公演なのでステージ数は限られますが、お時間ありましたらぜひ座・高円寺へお越しくださいませ。





ではまた!