一見真面目なようで | 菅野貴夫の野球電鉄

菅野貴夫の野球電鉄

俳優・菅野貴夫のブログです。
「どこ鉄」とは、友人から送られてきた鉄道写真を、それがどこで撮られたものかを推理・検索・悪戦苦闘しながら解いていくシリーズです。

こんばんわ。昨日は失礼致しました。


時間堂の研究WS日記を書けといわれて書いたので、せっかくだからコチラのブログにも出してみようと思った次第であります。


研究WSというのは、舞台公演に関係なく、一年間を通して「いい俳優とは何か」というものの答えを、見つけるというか探求していくプログラムです。


【やったこと】
・鬼ごっこ
・名前鬼(負けたら脱落)
・空間を歩く
・肯定/否定のダイアログ
~おやつの時間~
・リズムで名前を回す
・何やってるの(無対象行動)
・即興


参加者は結局何人だったかな、覚えていませんが非常にちょうど良い感じだったと思います。サクサク進んでいきました。舞台公演の、最初のシーンなんか、こんな感じだったら観ていてワクワクするだろうなって感じの心地よいテンポ。

といってもヌルっと流れていくのではなく、引っかかるところはしっかり立ち止まって話し合います。


そして後半に、今回2011計画のなかでははじめてのメニュー「何やってるの」。

と、ラストの即興もひっくるめて、僕が強く思ったのは

「具体性」の大切さ!!


「何やってるの」だったら、自分が何をやっているのか、何処にいるのか、周りには何があるのか、時刻・気温はどうか、持っているものは重いのか軽いのか、冷たいのか、固いのか…


即興の場合はそれに加えて、自分はどんな身分(職業?)なのか、どんな目的があるのか、相手にどうして欲しいのか。

また、空間を二人で共有することも必要です。


こう書くと、とてもウンウン頭をひねってやらなければいけない様に感じますが、それは僕の書き方が悪いだけです。


大切なのは、「決めて」「信じる」ことだと思います。

それに、逆にいえば、たくさんの事が決められれば、それだけ行動はしやすくなるものです。


自分の部屋に居て、例えばごはん食べたりする時に緊張する人はたぶん居ないはずです。無意識のなかでも、そこに在る物(箸とか、お皿とかピーマンとか)を認識して行動している状態。

乱暴ですが、そんな状態はひとつの理想だと思います。


話がそれてしまいました。


今回の即興では、そういう具体性が見えずぼやぼやした時間が多かったので、そんな事を強く思いました。

逆にいい瞬間もあって、風俗の待ち合い室?の設定が一瞬で「彼女の実家の応接間で父親に会う」、という設定に変わったのは、演者ふたりの決断が鮮やかで、しかも共有できていたからこそ、観ているこちらも信じられたのでした。


そう、「捨てる」ってのも大切なんだよな…


研究WSは続く。


…んな感じで、用語とか分からないものもあるでしょうが、もし興味がありましたら「時間堂ブログ」をご覧下さい。livedoorブログでやっております。リンク張れなくてすみません。