「比べる」ということ | うーのブログ

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実はもっと前に発症していたかもしれない。疲れなどに誤魔化されて気付いていなかったのかもしれない。実に今となればどうでもよい事であるが、2~5年が気管切開までのターミナルと言われている。

 

そこに自分は、進行が遅い?早い?物差し程度で考えるならよいが、挙句は他人と比較し始める。頭がALSでいっぱいの頃は、全てがALSに支配されていた。果たして過去形で片づけれるだろうか。今でもずっと考えてしまう時はある。

 

ただ人と比較して「比べる」という事は、今はしない。個人差がある病なので、比べても仕方ないのは、頭ではよく理解しているつもりだが、以前はいつも比べていた。自分の進行の速度を確認し、また他者より少しでも遅いと安心する。この繰り返しである。

 

とても狭い世界の中で、自分が少しでも進行が遅ければ、安心するなんて変な話だ。ある時気付いた。他者と比べているうちは、どうやっても頭からALSは離れない。

 

実は、一番比べていた他者とは、過去の自分、昨日までの自分だった。機能の低下に比例して、過去の自分が大きく頭によぎるようになる。

 

私は、ALSは受容する必要はないが、今の自分をきちんと受け止めてあげる事は、とても必要な事だと思う。今の自分もちゃんと認めてあげると、過去の自分とばかり比べなくなり、気持ちがかなり楽になる。

 

これは、ALSに限った話ではなく、よく聞く話かもしれない。「若い頃は~」が口癖の人も同じかもしれない。

 

いずれにせよ、過去の自分ばかり憂うのではなく、今の自分をちゃんと認めてあげて、未来の自分をどう作り上げるかを考えるに越したことはない。