Simple World -63ページ目

Simple World

ミ★(*^-゚)v Thank you for coming!★彡

 境界線が、わからない。





 どうしてくっきりと線が引かれていないのだろう。
 とても曖昧で、歪んでいて、そしてぼやけている。

(どう違うんですか?)

 言いたいけど、言えない。
 聞きたいけど、聞けない。

(コレはどっちに属するの?)

 きっと、それはとても簡単な答えで。
 だけど、それを信じる事が出来ない。

(…どうすれば、いいですか?)

 受け入れるのは難しく。
 否定するのは容易くて。

 『 憧れ 』と『 恋 』の境界線はどこにあるの?

 高い背。
 整った顔立ち。
 成長途中の子供とは違う、完成された身体。

 世の女性を虜にする容姿に、誰もが認める演技力。
 こうなりたいという『 憧れ 』そのもの。

(そうだと、思ってた…)

 底知れぬ眼に、畏怖を覚えながら、惹きこまれ。
 耳に届く声に、背筋が慄きながら、脳が麻痺し。
 触れてる手に、恐怖を抱きながら、熱が広がる。

 憧れているせいだと、言い聞かせても。
 それは、違うと小さな蟠りが叫んでる。

 憧れているから、好きで。
 好きだから、憧れている。

(『憧れ 』が『 恋 』に変わることってあるんですか?)

 底知れぬ眼に、自分の姿だけを映したい。
 耳に届く声に、優しく名を呼んで欲しい。
 触れてる手に、頬をすり寄せて甘えたい。


 『 憧れ 』の、すき。
 『 恋 』の、スキ。
 どちらも同じくらい、好き。



誰にもいえない、こんなことは。そう、あなたにも



 私、敦賀さんのことが好きです。