回転寿司に行かれたことのある方は多いと思いますが、
今日はそのネタの中でも魚ではなく、玉子焼きについて話してみたいと思います。
先に結論から言うと、回転寿司の玉子焼きには
黄身が入っていません。白身がほとんどです。
入っていたとしても、ごく少量です。
え?と思われるかもしれませんが、
これは、コンビニやデパ地下などに売られている玉子焼きにも
同じことが言えます。
では、なぜあんなにも黄色いのか。
お察しの方も多いと思いますが、
これらの玉子焼きには様々な着色料が使用されています。
具体的には発がん性のある 黄色4号、黄色5号、赤色102号、等々…。
色を鮮やかにするための着色料の他にも、
化学調味料・柔軟剤・変質防止剤・保湿剤・膨張剤などが使用されています。
では、そもそもなぜこのような業務用の玉子焼きは黄身を使わず、
且つ人体に悪影響を及ぼす食品添加物を大量に使って生産しているのか。
理由としては大きく分けて2つあります。
1つ目は、需要が高い黄身に比べ、白身はタダ同然で仕入れられるから。
食品加工場やケーキ屋、菓子製造などに使われるのは、主に黄身です。
白身はほぼ捨てられる運命なので、そこに目を付けた業者が安価で引き取り、
利益率が高く商売ができるというわけです。
2つ目は、大量の食品添加物を使用することによって
保存性が高まり、扱いやすくなる ということ。
これらの業務用玉子焼きは、常温で1~2週間放置しておいても腐ることはありません。
これらの理由から、商売という視点からはとてもおいしいのでしょうが
おいしくないのは消費者の皆さんです。
お子様やお孫様のいらっしゃる方は特に、
このようなものを食べさせないように注意してくださいね。