ほとんどの日本人がほぼ毎日口にしているお肉。
それはハンバーグであったり唐揚げであったり、
焼肉であったり生姜焼きであったりと、
食卓へのお出まし方は様々であれど
多くの日本人にとって身近な食べものである事は間違いないでしょう。
今日は飢餓問題の観点から肉食について考えてみたいと思います。
たとえば牛肉1キロ作るのに穀物がどのくらい必要かご存知ですか?
答えは約10キロです。
これは言いかえると一人が肉を辞めると、
10人の人間に穀物が行き渡るという事と同じです。
途上国の子ども達が飢えに苦しんでる横で、
大量の穀物が家畜へと運ばれているのです。
大量の水と穀物を与えて動物を育て、
その肉を一部の富裕層が食べるという事は
間接的に飢餓を呼び起こしています。
食料危機問題とは、
「食料不足」ではなく
「食料の分配の不平等」から起こっているのです。
2013年現在の世界人口70億人強に対し、
世界の飢餓人口は約10億人。
それに対して肥満人口は約11億人。
なにか矛盾感じませんか?
僕たちは偶然日本人に生まれて、
1/7の飢餓人口の枠に入らなかっただけです。
今日のお昼ご飯、晩御飯、
少し考えてみませんか?^^