「食欲減退」と「発熱」の仕組み | 健康の常識を覆す裏情報ブログ

健康の常識を覆す裏情報ブログ

当ブログでは、「健康」というキーワードを軸に、

あらゆる情報をアウトプットしています。

今後の御健康にお役立て頂けたら幸いです。

風邪ひいたとき、体調崩したとき、


食欲がなくなったり、高熱が出たりすると思います。


そうするとまず熱を下げなきゃと言って


解熱剤を飲んだり、


弱っている時こそ栄養を付けなきゃと、


食欲はないけど無理矢理でも何か食べなきゃって


したこと、多くの人はあると思います。


僕も以前はそうでした。



でもその身体の反応にはちゃんと意味があって、


熱が上がること、食欲が減退することは悪い事じゃなく、


免疫力を上げるための人間本来の自然治癒力だということを知れば、


ご自身が、お子様が体調を崩されたときに、


より良い対処ができますよね。



私たちの体内には、マクロファージという


免疫システムを担当する細胞がいて、


身体の中に侵入した細菌、ウイルス、死んだ細胞などを食べてくれます。


なので別名、「貪食細胞」とも呼ばれていて、


身体に悪いものを食べる力が免疫力です。



空腹になると、血液中の栄養分が少なくなり、


必然的に貪食細胞も空腹になり、


悪いものを見つけて、活発に見つけて食べるようになります。


これが、空腹になると免疫力が上がる理由です。



また、身体が強制的に体温を上げて免疫力を上げる働きが、


「発熱」です。


体温が1℃上昇すると、


貪食細胞の食欲が5~6倍に高まり、


免疫力も一時的に5~6倍に高まります。


なので風邪を早く治そうと安易に解熱剤を使うことは、


かえって免疫力を低下させ、


病気を長引かせるという本末転倒なことが起こってしまいます。



お子様がいる方は特に、正しい知識を持って、


良い選択をして頂けたら幸いです。