
このクローゼットで生きていたころ。
わたしの心の拠り所は
こちらのブランドでした。
こちらは
グラニフ(graniph)というブランドで
このようにかわいい柄物のTシャツやワンピースが特徴です。
レディースは
ほとんどすべてがフリーサイズで
ネットショップで購入しても
「キツイ」「入らない」ということがなく
体型より柄の方に注意が行く感じもあり、
なにより、自分の好きなキャラクターや絵本、画家の絵やデザインが
大好きで
たくさん、たくさん持っていました。
結婚前の
本当に1番痩せていたとき
ウエストが59センチでした。
出産後は85センチくらい?
元々、服はSかMだったのに
産後、LかXLしか着れなくなった頃は
どのお店に行っても、楽しくなくなりました。
とても服が好きだったのに
「着たい服」ではなく
「着られる服」からしか
服を選べなくなり、
寂しいきもちでした
そんなわたしを
グラニフは少し、癒やしてくれてました。
いまでも大好きなブランドです
ですが、
服を少しずつ断捨離しました。
大好きなグラニフのお洋服も
なんとなく
もういらないや、と思うようになって
フリマアプリで売ったり、捨てたりして
今は、ただ1着を残して
全て処分しました。
こちらのワンピースです。
(公式ショップでは取り扱いなく、
こちらも売り切れとなっておりますが)
クリムトの絵画が
さりげなくデザインされていて
記事も分厚めでしっかりしていて
大好きなワンピース。
服を処分しながら
服のテイストを
超カジュアル→オフィスカジュアルへ
変化させました。
そして気がつきました。
いつのまにか、
歳を重ねて
好きだと思っていた服が似合わなくなり
かっちりした服の方が
自分を綺麗に見せてくれるものになっていたと。
現在のクローゼットはこちらです。
ハンガー同士の間隔が開き、
大きな衣装ケースが不要になりました。
一生、することはないだろうと思っていた
シャツイン。
ができるようになりました。
ものすごぉぉおぉぉぉく
勇気が必要でした。
痩せたとは言え、
まだまだ乗っているお肉。背脂。
時空の歪みすら感じる、
巨大なお尻。
シャツをインするということは
これを晒すということで。
本当にそんなこと
世の中に許されるの!?
という思いでした。
だからまずは
前だけインに挑戦しました。
結果、シャツの後ろが飛び出ちゃってる
だらしない中学生みたいになりました
(前だけインの難易度たるや)
それで勇気を出して、全インに挑戦。
7キロ痩せても誰も気がついてくれない職場。
全インしても、何も言われませんでした^^
なんだ、こんな簡単なことだったのか、と
あっけにとられましたよ。
気がつけば、
平日スタイルは
シャツ×スラックス
で固定化。
大量の服を眺めて
「今日何着よう・・・着る(着れる)服がない・・・」と絶望して、何分も迷っていたあの頃。
今では
迷う時間はほぼゼロ。
ちゃちゃっと取って、はい完成です。
スラックスも
毎日洗濯したいので
服は消耗品と考えています。
なので、
UNIQLO、GU、Honeys、
あたりで買っています。
プチプラすぎて恥ずかしいですが
それでも
拠り所がグラニフしかなかった頃より
ずっと背筋をのばして
道を歩くことができていると感じます。
ちゃんとした骨格診断は受けていませんが、
色々なシャツを試着しまくった結果
流行りのビッグシルエットシャツが
驚くほど似合わないことがわかりました。
パリッとしたものではなく、
とろみのある素材や作りしか
似合っていなかったので
なるほど自分は
「骨格ウェーブ」というやつなのかな
と結論が出ました。
結果から原因を突き止めた感じですが、
色や柄よりも
素材や作りを知っておくことは
服選びの失敗をなくすうえで
かなり重要ですね
元々、
かわいい系・個性的よりも
綺麗系好きな夫にも
褒められるようになりました。
顔は明らかに老いているのに!
そして
休日は
究極の憧れだった
白Tシャツ×スキニー
というスタイルが定番化。
まだまだ、他人から見たら
ただの服に無頓着なおばさんですが、
自分の人生には訪れないと思い込んでいた
憧れのシンプルスタイルです。
服の断捨離を進めたら
体の断捨離が進み
徐々に服のテイストが変わり
今の年齢、今の自分を
1番綺麗に見せてくれるものを
考えるきっかけになりました。
また季節が変わったら
夏服を処分して
秋冬服も厳選していこうと思います
↑
UNIQLOのアンクルパンツ。
低身長なので無料の裾上げで
足首見えるようにして。
骨盤はってるわたしでも
ちょうど良い太さで最高!
ストレッチききまくりで
仕事着として使ってます。
