片付けや掃除の大変さは
面積で考えると
とても単純です。
何もない空間の場合、
上の絵のように、壁と床の面積だけを管理すれば良いのですが、
物が増えるということは、
下の絵のように、黄色い分だけ
管理する量が増える、ということです。
家をきれいに保つということは、
家にある物の面積分の、管理ができている状態
とも言い換えられると思いますが、
管理を、=労力、
つまり、人生の有限な命の時間と捉えてみると、
その物がもたらす
便利さや、持っていて幸せな気持ちというメリットと、
管理する労力というデメリットを比べたときに
メリットの方が優っていなければ
コスパが悪すぎます。
物を減らしていると、
使ってもいない「物たち」に
どれだけ多くの人生の時間を費やしていたんだろうと思わされます。
この、無駄な物たちを
一生懸命働いた労力の対価で買い、
一生懸命働いたお金で所有し(家賃や持ち家の面積)、
そして、さらに労力をかけて管理し、
挙げ句の果て、一生懸命働いたお金を出して処分していたなんて。
掃除や片付けが大変で、
家族に「ありがとう」って言う余裕もなくしていました。
おしゃれな物
広い家
たくさんある方が豊かで幸せのように思ったときもあったけど、
物を自分が管理し切れる量に保つということは
とても手っ取り早く、健全な節約だなぁと今は思います