1週間ほどだろうか?
ランドクルーザーにキャンプ道具や軽い調査道具を積んでサファリ中である。
ガッツリと自分の調査地に入る前に
慣らしというか、自慢というか、遊びに行きたいというか。。
先生の長年の調査地の森に数日だけ行ってみよう!
ということで向かっている。
はじめてのタンザニア。
隣で運転しているのは長年アフリカで調査をしている大学の教授、私の師匠。
タンザニアを横断しているメインの道路をただひた走っている。
道路と言っても、日本でいういわゆる道路じゃない。
アスファルトを敷いてあるのは都市周辺だけで
あとは車1台やっと通れるようなオフロード。
ガッタガタの赤土の道。
土埃を巻き上げながら、ガタガタする振動を全身に受けながら朝から日が暮れるまで走り続けている。
この赤土、ラテライトっていうんだけどめちゃくちゃ粒子が細かいの。
片栗粉みたいって言えば伝わるかしら??
サラサラで粒子が細かいから、窓の隙間から入るともう色んなところに入り込んでとれない。
1日車でオフロードを走ると
車内のあちこち、身体のあちこち、髪の毛にいたるまで砂すなになる。笑
隣で先生は、タバコをぷかぷかさせている。
1日いったい何箱吸っているのだろう?
車内はタバコの煙と赤土の土埃で
ず~っと、もくもくとしている。
日本ではタバコ嫌いだった私も、もはや馴れた。
適応した。
運転しているのは先生だけれど、
ただ隣で座っているだけでも体が疲れる。
かなりハードな旅路である。
国際空港のある都市ダル・エス・サラームは、
タンザニアの海に面した東側。
今回の目的地である先生のフィールドは西の端。
ということでタンザニアを横断中。
サファリって単語の意味。
スワヒリ語で「旅」って意味だとはじめて知った。
日本や海外てわ使われてる意味って、なんか動物見るみたいな感じで使われてるからさ。
こっちに来て、実際にやってみて身にたよ。
サファリの意味。
そんな道中。
寝泊まりはどこでするのか問題。
大きめの街に行けばホテルがある。
もちろん日本のようにネットで検索なんてないし
なんなら街の地図なんてものもないから、
街なかを車で走りながら地道に探す。
そこらへん歩いてる人に聞いたりもする。