スラムダンクから学ぶ勝利の哲学 | 自分らしい答えの追求

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株式会社manebiの社長のブログ

昨日は35万部売れている著書「スラムダンク勝利学」で有名な辻さんと超エキサイティングな打ち合わをさせていただきました。


スラダン井上雄彦さんのサインの前で写真を撮ったのですが、バスケ部の僕にとって
うらやまし過ぎる代物です。いいな~。

辻さんは「この今、この一瞬で最高のパフォーマンスを出す揺らぎの無い状態(フロー状態)を誰でも即時に作り出せるための心(思考)の習慣づくり」をサービス、コンサルティングとして提供しているスポーツドクターであり、経営者です。

僕らmanebiとコラボしたいな~と伺ったのですが、会って早々に「スラムダンク勝利学」の話から、思想、哲学の話で話題が広がり、僕も超熱く力説してしまったりと、、、(;・∀・)

スラダンのキャラの話になったのですが、僕はバスケ部時代、シューティングガードであったため共感するキャラとしてミッチーをあげ、憧れるキャラとして仙道を挙げました。
辻さんいわく「仙道が最もフロー状態を上手く作り出している選手。日本一、常にフロー状態で最高のパフォーマンスを上げる選手だ。」とおっしゃっていました。
フロー状態は心の揺らぎが無い状態なので、「確かに確かに!!」と仙道の思考と行動がフラッシュバックしてきました。改めて仙道を要チェックや!!

ちなみにフロー状態になる方法って知りたいですか?
今、最高のパフォーマンスを出せる状態を瞬時に作れるとしたら・・・
そりゃ知りたいですよね(笑)

なぜ?瞬時にピークパフォーマンスである必要があるのか、
スポーツドクターという側面があるからこそ言える理論だと思いました。
プロアスリートは「心を整えている暇が無い」からです。
納得です。試合中に少し抜けて気分転換なんて絶対にできません。
それに時間も短く、気の緩み、パフォーマンスの低下がすぐに試合の勝敗に
直結します。その中でいかにすぐにフロー状態を作り出せるかに
焦点が当てられているわけですね。超一流アスリートは間違いなくできている様です。

前置き長くなりましたが、辻さんから学んだエッセンスだけ簡単にご紹介しちゃいます。

思考の習慣、思考力なのですが、
なんと、たったの3つです。

1.今を大事にする思考
2.一生懸命を楽しむ思考
3.感謝する思考

何となくわかりますか?
当たり前の様で、日々その瞬間瞬間にこれらの事、心がけることできてますか?
人間は未来、過去について考えだすと鬱になりやすいそうです。
これは「心の健康と夢のジレンマ」があると直感的に思いました。
夢、目標って過去からルーツを探り、未来に照準を合わせ
そのギャップを埋めていく作業なので「今」に集中していないんですよね。
だからここで大切なのは、夢をしっかり考える時間と日々ハイパフォーマンスでいる
ことにしっかりメリハリをつけて分けて考えないといけないんだなと思いました。
これはデキるビジネスパーソンに共通するスキルです。
時に一切余計なことを思考から排除し、今この瞬間でどう成果を上げるかに
コミットできている人です。
自分自身振り返るとフロー状態の時は本当にパフォーマンスが良いと思います。
ただ常に習慣になっているかというとダメダメなところも多いので、
改めて習慣として、これらのエッセンスを血肉にしたいと思いました。
もっと深く知りたい方は是非「スラムダンク勝利学」を読んでみてください。
この本がまたズルくて、スラダン読者にとっては回想シーンを見るだけで、
ウルウル来てしまうのです(;_;)(笑)
でもこれがまた大切な言葉を自分の脳に刻みやすくなり、琴線に触れやすくさせるんですよね。
メチャメチャ読みやすいので是非。

僕はこれから組織がフローである状態を作り出すために
フローカンパニー」を読ませていただきます。

最後にもちろんmanebiの紹介もさせていただいたのですが、これがまた僕にとって
最高の一日となりました。
manebiが考える理想像、哲学の一つ「自立」について話させていただたタイミングで、
良い意味でかなりしつこく連続で辻さんからご質問をいただき、
それに僕が回答していく中で、自分の説明に矛盾があることに気づきました。

元々の考え、サイトに記載しているmanebiの存在意義、ビジョンはあっているのに
僕のプレゼンだけがひとり歩きし、いつの間にか間違った説明になっており、
そしてその説明を現場で繰り返すウチに「その説明が当たり前となり、当たり前となると
その説明が正しいと思う」そんなセルフマインドコントロールをしてしまっていたことに
「ハッ∑(゚Д゚)」と気づいたのでした。

あるほんの一部のことなのですが、それを初めて突っ込んでいただいたのが
辻さんでした。
辻さんのご自身が完全に腑に落ちる、納得するまでご質問を投げかけてくれるという強烈な思考の深さが、僕をまた正しい道に引き戻してくれました。
それがどういうことだったのかは、また後日にでも後述できればと思います。
たった一言の間違いが今後のmanebiの命運を大きく分けるワードです。
いや、このまま大舞台に立つ日が来なくてよかったと本当にホッとしております。
辻さん、ありがとうございました。
ドクターであり、哲学者であり、経営者である、
そして「仕事は芸術である」というアーティストな一面を持っていて、
それら多彩性から成される一本筋が妙に納得性があり、また輝いて見えました。

昨日に引き続き、本日の最高の経営者の方とミーティング予定で楽しみです。



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