はじめて応募したのですが、試写会、当たって良かった。
18時ちょっと過ぎ。
一見普通の、少し古びたビルの中に入る。
天井の高い、クラシックな内装が意表をつく。
すぐに受付を済ませ入場。
試写室入り口。
試写室の中の床も木。壁が白で天井が青。きれいなコントラスト。
来ている人たちは老若男女さまざま。
ドキドキしながら始まりを待ちました。
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観終わった後の感想は・・・面白かった~
ぜんたいを通してユルい雰囲気。大事件は確かに起こらない。
だけど全然飽きさせません。上映時間の1時間42分を短く感じたくらい。
クスッと笑える登場人物たち。(やりとりが本当に笑えるんです!)
ユルイだけじゃなくて、空気感はこざっぱりしてるしテンポも小気味良い。
生暖かい人情系映画は苦手よ!って方でも楽しめると思います。
お洋服も、いかにもオシャレしてます!って感じではないけれど、可愛い。
さりげなく腕時計が可愛かったり。マリメッコのウエアもスタイリッシュ。
柄on柄でうるさくならないところもさすがです。
花×花や水玉×水玉でも柄の大きさを変えてスッキリさせてる。
お部屋がシンプルな内装だったから余計に引き立ちました。
画面を包むやさしい光。淡々としながらあたたかいこの映画。
予想通り、私 大好きになりました^^
登場人物の小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ、
前に書いたとおり、この3人 最 強 です。
それぞれ良い味。
中でももたいまさこはこの映画に欠かせません。すごい存在感!
やっぱり片桐はいり、可愛く見えましたw
そして小林聡美。目標とする人物像かもしれないなあ。
潔く生きているひと、という感じ。
上映中、にこにこ笑顔が抑えきれず暗闇で満面笑顔のえいち。
楽しくて、愛おしくて、幸せで・・・
なのになぜだか涙まで。ありり?おかしいな。
周りも笑ってるし自分も面白くて笑ってるのに笑いと同時に涙がじわり。
電気が点いたあとも、すんすん鼻すすってました。
そう私、幸せな風景に、ものすごく弱いのです。
しあわせなもの、やさしいもの、うつくしいものに対して、私の涙腺は緩む。
いろんなものを含んだままの幸せって嘘っぽくないしリアリティがある。
だけど北欧のやわらかい光のおかげか、少しおとぎ話のような印象もあって。
とても やさしい。
チラシに書いてあった、イラストレーターのこぐれひでこさんの言葉
「これ見よがしではない優しさがこの映画には満ち溢れている。
悲しいことなんてないのに泣けちゃいました。」
・・・これに尽きると思います。
そして、思ったこと。
世の中に理屈じゃないものってたくさんある。
それをこの主人公はけして否定しない。
「どうしてものときはどうしてもですもんね。」
「人は変わっていくものですから。」
だれもかも、なにもかもを受け容れていく その優しさの深さが、
サチエ(小林聡美)の「いらっしゃい」に表れているんだろうな、と。
シネスイッチ銀座にて3/11公開。(舞台挨拶あるそうですよー)
かなりオススメの映画です。
多分好きな人はすごく好きだと思う!(えいちは好きだ!)
ところで。
「知ってます?スナフキンとミィって兄妹なんですよ。」
ェエッ・・・!!Σ(´Д`lll)
正直、知らんかった・・・orz