悶々とする「蘭陵王」 | ドラマ三昧

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こんにちは^^


文句言いつつ、ツッコミ入れつつ視聴中の「蘭陵王」


面白さ半減と感じる理由についてあれこれ考えてました。

ヒマだね~っていうツッコミは自分でいれときます(笑)


この記事はネタばれしています。

未視聴の方はご了承の上、お読みください。


また、写真はお借りしています。




「蘭陵王」は台湾・香港・中国の合作らしいので登場する俳優さん達も3カ国(?!)から選出されたようです。


タイトルロールの蘭陵王役ウィリアム・フォン氏は上海出身、

雪舞役アリエル・リン嬢は台湾出身、宇文邕役ダニエル・チャン氏は香港出身。


アリエル嬢は大陸のドラマ「射鵰英雄伝」でも大ヒットを飛ばしたらしいので、

大陸でも人気があるのでしょう。

なにより上手いですから。


ウィリアム・フォン氏はインタビューで語ってましたが、

プロデューサーのフランキー・チェンさんに直接口説かれたようです


彼女の頭の中では最初からウィリアム氏が蘭陵王のイメージだったようですね。


最近よく見る中華圏のドラマの男前俳優さん達って、上海の俳優学校出身者が多いです。

「若㬢」の十四爺役林更新君、蘭陵王ウィリアム氏、韓暁冬役魏千翔氏、等々。


男前なんだけど、時代劇の扮装から現代人に戻ったら、なんか野暮ったい男前達です。

なんかね、特に髪質が変な感じがするの、剛毛というか・・・多毛というか。

髪型のせいなんだか髪質のせいなんだか分かりませんが、

アップ写真から昭和の匂いがするんです。(´・ω・`)




ウィリアム・フォン氏

・・・。




魏 千翔氏

・・・・・・。


わざとダサい写真選んだろっヽ(`Д´)ノ

って、言われそうですが、逆です。

これはカッコイイ!って思う写真を選びました。



ワタクシは勝手にシャンプーの質が悪いのか、水が悪いんだろうと思ってますが、

連れに言わせるとヘアカットの腕のせいだと。


でも皇上ダニエル・チャン氏のブロマイドは、滅茶苦茶カッコイイんですよね・・・。

ジョージ・フー君も、男前というよりもスマートでチャーミングな方ですが、モテオーラが出まくってて、やっぱりカッコイイ。




お髭のある皇上(〃∇〃)




お髭のない皇上(//・_・//)




五爺、胡宇威君(///∇//)


なに?この違い・・・。



なぜか大陸の俳優さん達は演技の仕方も違ってて、型にはまったような演技に見えます。


それに、凄く熱演しますが感情表現が単純なので、

観ているワタクシとしてはいまいち共感し難いんです。


人間味に欠けるというか。


蘭陵王では特に鄭児と祖珽が。


演技方法やら演出やら、色々原因はあるのでしょうが、全てが絵空事みたい。

いえ、ドラマ自体が絵空事ですけど、その中でも共感できる現実味が欲しいんですよね。


権力争いのおぞましさは何処の国でも同じだと思いますが、殊更残酷さや卑劣さを強調し、

人を殺すことに快感さえ覚えているのではないか?と思われるような演技。


斉国末期の宮廷では残酷な私刑が横行し、

あまつさえ皇帝陛下が酒乱の流血好きという時代もあったそうなので、

そこを強調して滅びゆく国の狂気を演出しているのだと、考えはするのですが・・・。



鄭児役ニキータ・マオさん(毛 林林さん)

美人だし無邪気な笑顔は可愛いのですが、とってもわざとらしい。Σ\( ̄ー ̄;)これっ

演技計算が漏れてる感じのする女優さんです。



残酷さを楽しんでいるような演出や、そういう場面に使う時間の長さ。

これがワタクシ的にはいただけません。


悪役が上手くないとドラマは面白くないんですが、上手さと強烈さは別物だと思うのです。


周国の権力闘争は観てて面白かったのですが、なんで斉国はいやらしいだけなのでしょう??


原因が女性の男性への執着だから?


蘭陵王と雪舞が完全な善人として描かれすぎて、悪役とのバランスが悪いのかもしれないな。

こんなに簡単に鄭児の罠に引っかかっちゃう男性が、乱世を統一できる唯一の人物だなんて、

雪舞の奶奶の予言はハズレまくってるよね・・・って思っちゃいます 。




パクリ元の少女漫画だと、自分の好きな男性に思いを寄せたというだけの理由で、

相手を焼き殺しながら高笑いする極悪な女性が登場しますが(←アイシス女王@王家の紋章)

ここまで辟易しないのは何故でしょうか?


多分、作品の根底に流れる一人の作者の物語への誠実な情熱ではないかと。


「蘭陵王」の制作者が誠実では無いと言っているのでは無く、

一人の作者によって作り上げられる作品の世界には、作者の信念が筋を通しますが、

多数の人物の共同作業によって作り上げられるドラマの世界では、

一本筋を通すことはとても難しいのではないかな・・・。


監督からしても何人もが手分けして演出作業をしなければいけませんし、

登場人物をどう表現するか、ということも複数の人間の考えが交錯するでしょう。


独白する人物も多過ぎて、目線も思考も散逸してしまう。


最初は雪舞だけだったのに、宇文邕に皇太子高緯、鄭児まで独白しだしたら、

どの目線で見てるのか分らなくなってきます。


「蘭陵王」が、ある時は無意味にコメディチックだったり、

主役達の感情表現に辻褄が合わなかったりするのも、そういうことが原因であると、

ワタクシは思います。


プロデューサーのフランキー・チェンさんの作品を見ると、

時々主人公を苦しめるエピソードを引っ張り過ぎて、リズムが悪くなっていることがありますから、

今回もそのクセがでたかと・・・。(ハートに命中100%、とか秋のコンチェルト、とか・・・。)


監督の表現したい事を実現するために、自分の考えを少しも入れずに大勢で作業することは、

とても難しいと思いますが、ドラマファンとしては期待せずにはいられないのです。


さすがにヒット作連発PDの作品で面白いのですが、

視聴しながら悶々としてしまうドラマ「蘭陵王」


出演俳優さん達は脚本の素晴らしさを褒め称えているので、

問題は演出?編集?それとも演技?と、色々考えてみましたが、

結局ワタクシの好みの問題なのかも(爆)


しかし、陰謀策略に対しての主人公の非力ぶりは、イライラしますね。

早くスカッとカッコイイ蘭陵王と雪舞に戻って欲しいです。



後半はもっとイライラしたりして・・・。(´・ω・`)