こんにちは^^
今日は懐かしい映画「マグノリアの花たち」についてです。
スカパーで放送してくれましたので、何十回も観たにも関わらず、
また観ました。
大好きな映画の一つなので。
この画像、多分アメリカで販売されているDVDの表紙と思われますが、
みなさん、ちょっと怖いですね・・・(=◇=;)
この記事は敬称略で書かせていただきます。
原題は「Steel Magnolias」鋼鉄のマグノリアたち
1989年制作、監督はハーバート・ロス。
元々はオフ・ブロードウェーの舞台劇だった物を映画化したそうです。
再再再・・・視聴にあたり、色々と検索しましたら、
原作と映画脚本を手掛けたロバート・ハーリングの妹スーザンが
シェルビーのモデルだということを知りました。
糖尿病を患いながら、子供を出産する道を選び、若くして亡くなったそうで、
シェルビーの手術や看護のシーンのお医者様や看護師さん達は、
実際にスーザンの看護にあったっていた方々だそう。
あの説得力は、実話がベースだったからなんですね。
アメリカ南部の架空の町チンカピン。
一人の女性が不安そうに美容院「トゥルービーズ」を訪ねるところから、
物語は始まります。
「トゥルービーズ」に集まる女性達の、約3年間の生活の中で起きる出来事を通して、
彼女たちの人生の悲喜こもごもと、お互いの友情を描いています。
初めて観た時は開始3分で挫折しそうになったワタクシ。
挫折しなかったのは、大好きな女優さんの一人である
シャーリー・マクレーンが出演していたからです。
シャーリー・マクレーン以外も超豪華キャストで、
ワタクシがこの作品を観た時は、ジュリア・ロバーツは「プリティ・ウーマン」で大ブレイクした直後でした。
シャーリーがハーバート・ロス監督と組んだ「愛と喝采の日々」に比べると、
ビデオ店での扱いは地味でしたね。
ジュリア・ロバーツが出てるので、前に置いてます・・・的な扱いでした。
ジュリアはこの作品でゴールデングローブ賞の助演女優賞をとりました。
今観ても、シェルビーという女性をとても素敵に演じてます。
当時22才で、デビューしたて。
しかも大女優に囲まれての、堂々の演技には恐れ入りました。
たしか、旦那さん役だったディラン・マクダーモットと本当に恋愛関係になり、
アツアツだったとかいう話を聞いた事があります。
恋多き女性ジュリア。
今は3人の子の母ですね。
ジュリアが演じたシェルビーの母、マリン。
演じたのはサリー・フィールドです。
日本では「フォレスト・ガンプ」のお母さん役で有名かな?
実はワタクシの叔母が、サリーにそっくりで、とても親近感のある女優さんなんです。
なので、マリンが泣いたり心配そうな顔したりすると、
こっちまで胸が痛みました。
個人的な理由ですが・・・(^▽^;)
淡々と進む物語で、しっかりとマリンの感情を視聴者に伝えてくる力量はさすが。
身体は小さいですが、大女優なんですよね。
シャーリー・マクレーン演じるウィザーは、40年間不機嫌な女性で、
犬を財産相続人にしちゃうような、変わり者。
なんか、シャーリーって年齢を重ねるにつれ、こういう役が多くなってますね。
「愛と追憶の日々」のオーロラ役が素晴らしかったので、
似たような役が、次々オファーされたのでしょうか?
ま、さすがはシャーリー・マクレーン。
同じように不機嫌な女性を演じても、それぞれに個性を出してますけど。
超変わり者のウィザーと、一風変わった友情をはぐくんでいる
元町長夫人のクレリーを演じたのは、オリンピア・デュカキス。
他の出演者に比べると、日本での知名度はイマイチかな?
「月の輝く夜に」で、シェールのお母さんを演じてた女優さんです。
このクレリーさん、上品なお金持ちなのに意地の悪い所があって、
ウィザーの影に隠れて結構やんちゃしてるオバサマです(笑)
意地の悪いオバサマ方におっかなびっくりのアネルを演じるのは
「スプラッシュ」の人魚でおなじみ、ダリル・ハンナ。
シーシェパード支援者で、自身も抗議行動で捕まったりしてるので、
食鯨文化のある日本人の一員としては、ちょっと眉をひそめてしまう女優さん。
アネルは他所から無一文に近い状態でチンカピンにやってきて、
トゥルービーズで働きながら、新しく人生をやり直しする女性です。
この作品の中で、その時々の暮らしぶりが外見に一番現れるアネル。
あえて言うなら、一番地味な存在でした。
そして、美容院「トゥルービーズ」の経営者トゥルービーを演じるのは
ドリー・パートンです。
いいですよぉ、ドリー・パートン。
生活力があって、面倒見も良くて、意地悪く陰口も叩くし(笑)
旦那役のサム・シェパードとのやり取りなんか、
今観ると、本当に泣けてきます。
金髪でグラマーで、いかにも南部の女性って感じのドリー。
整形で有名ですが、カントリー歌手として、もっと有名です。
「9時から5時まで」で、外見のせいで男性から尻軽に見られるけれど、
実は身持ちの固い女性役を演じてました。
実際の彼女も、結婚生活46年。
12人兄弟の4番目というドリーは、旦那さまと一緒に幼い弟妹を
育てたそうです。
トゥルービーの明るい逞しさは、ドリー本人のものでしょうね。
ワタクシこの作品を観ていると、なんだか気持が落ち着くんです。
登場する女性達のように強く逞しく、悲しい時も笑いを忘れずに生きる女性に
なりたいと、よく思ったものです。
タイトルにある「マグノリア」は、アメリカの南部を意味する花なのだそうです。
ラスト近くでマリンが呟きます。
「ドラムとジャクソンは出て行ったの。
おかしいわね・・・。鋼鉄のように強いはずの男が・・・。
私ひとり、あの子の手を握っていたのよ。」
「風と共に去りぬ」のスカーレット・オハラの系譜を受け継ぐ、
凛々しく逞しく美しい、鋼で出来たマグノリアの花のような南部の女性達。
心がくじけそうになった時は、とても慰められる作品です。

