こんにちは^^
忙しい師走。
皆さまいかがお過ごしでしょうか・・・。
ワタクシは相変わらずドラマ三昧の日々。
乱視やかすれ目にも負けず、楽しくノンビリ視聴してます(笑)
さて、今日はひっさびさに大好きだった映画を観ました。
「Say Anythig」
1989年作。監督はキャメロン・クロウ
主演はジョン・キューザック、アイオン・スカイ
もう24年前になるんですね。
ワタクシ、リアルタイムではなく後日レンタルビデオで観ました。
当時のワタクシは、毎週3本くらいビデオをレンタルして週末は映画三昧の日々。
レンタル代を貯金してたら、結構お金持ちになってたかと・・・。(^▽^;)
まだ小娘だったワタクシ、この映画を観て、なんだかものすごい衝撃に近いトキメキを感じた事を覚えてます。
そして何回リピートしたことか(笑)
主役のロイド役、ジョン・キューザック氏は1966年生まれだそうなので、当時23才。
なんていいますか、白人で長身の男性を「可愛い」と思ったのは彼が初めてでした。
1898年当時といえば、「摩天楼はバラ色に」1987年作とか「ワーキング・ガール」1988年作とかの働く映画が人気を博した直後、ワタクシは
「アメリカ人って目的意識と向上心が半端じゃないな」
と思っていました。
ヤッピーと呼ばれる人々がスーツにスニーカー、手にはコーヒーを持って出勤する姿が色んな映画に登場していた頃です。
「フットルース」や「セント・エルモスファイヤー」などで人気が出た青春スター達がバブリーな流行になっていた頃でもあります。
デミ・ムーアが今でもスターですね(笑)
マイケル・J・フォックスとかも若くてバリバリだった頃・・・なんか懐かしいですね。(*´ー`)
そんな時代で、この映画の主人公ロイドは人生の目的も無く、お金もなく、キックボクシングに熱中して、
親友は女の子、という変わった男の子。
シングルマザーのお姉さんと暮らしていて、憧れのお嬢様ダイアンにひたすら恋するという、
それまでのアメリカ映画とはちょっと違った主人公でした。
ロイドの恋するダイアンは賢くて明るくて目的意識をキチンともった中流階級の女の子。
離婚したパパになんでも話しちゃうような、素直で世間知らずな子です。
二人とも心のどこかに孤独を抱えていて、そしてまだ成熟していない、どこか幼い純粋さが残っています。
そんな二人が恋におちて、なんとも可愛いお付き合いが始まるのですが、もう可愛過ぎて身悶えしそうです(笑)
映画全体に流れる空気が、また淡々としているんです。
夜のコンビニに群れる男の子達もロイドの友人の女の子達も、夢や希望に向かって突き進んでいるわけではなく、何となく毎日を過ごしているのですが、あまり悲壮感が無い。
将来への不安やら、先の見えない閉塞感やらがありません。
みんな現実と折り合いをつけながら日々を暮らしていて、そんな中で、格差カップルである
ロイドとダイアンが味わう苦痛と喜びが余計に光って見えるのかもしれません。
ラストシーンでしっかり手を握り合いながら初めて乗る飛行機にドキドキしている姿なんて、
ワタクシ思わず顔がニヤついてました(笑)
まさに、井の中の蛙二匹が大海を見に行く悲壮な姿・・・。
なのに、なんであんなに可愛いのか(〃∇〃)
幼い二人の恋に、ときめいたり切なくなったりしながら、人を愛するということはなんて素敵なんだろう、と思わせてくれる映画「Say Anything」
若き垂れ目のジョン・キューザック氏がとてもキュートです。
実姉のジョーン・キューザックさんが、お姉さん役で出演してます(笑)