虫歯予防にも食後のお茶習慣を
皆さん、こんにちは。
下総屋茶舗 五代目の金久保です。
このところ雨が多く、湿度が上がっていますね。
今年は、梅雨入りが早いようです。
さて先週、食後にお茶を飲むと口臭予防、虫歯予防、食中毒予防に良い と書きました。
虫歯・口臭予防について詳しく触れませんでしたので、もう少しお話ししたいと思います。
まず、虫歯や歯周病の原因は何か?
食べ物カスなどで、歯や歯ぐきに付いた細菌が原因なんですね。
だから、食後の歯磨きを歯医者さんは勧めるのです。
「プラーク・コントロール」とよく聞きますが、プラークとは細菌の塊のことなんです。
ここで、思い出してください。緑茶のカテキンには強い殺菌力があるということを。
原博士の研究では、虫歯の原因菌S.ミュースタンス菌に対して、
普段飲む濃さのお茶の水溶液を混ぜると、プラークの生成が抑止されたそうです。
また東京医科歯科大学歯学部の志村則夫助教授の調査では、
小学1年生に昼食後に1杯のお茶を飲む実験を1年間続けたところ、
検診の結果、飲まなかった子供達より虫歯発生率が50%も少なかったということです。
静岡県の茶産地では、小学校の蛇口をひねるとお茶が出ます。
給食時には必ずお茶を飲むのです。
静岡県の小学生の虫歯の発生率が全国平均よりずっと低いのは、
このおかげかもしれませんかもしれません。
お茶には、天然のフッ素も微量に含まれています。
だから、余計に歯を守る効果があるのでしょう。
「歯医者さんのフッ素塗布は化学成分だから不安」というお母さんにも安心ですね。
さて、次は口臭予防です。
お茶には、フラボノイドという消臭作用のある天然成分が含まれています。
これは、お茶の香りの成分の一種です。
最近、緑茶入の殺菌・消臭効果を謳った石鹸などもよく見かけますね。
僕は、毎晩寝る前にお茶で口をすすぎます。
寝ている間は、唾液が分泌されないので口中に雑菌が繁殖しやすいからです。
これで、朝起きた時の口の中のネバネバ感が無くなります。
カテキンの殺菌力が、雑菌の繁殖を抑えてくれるからです。
どうですか?
日本の伝統食品って、素晴らしくないですか?
伝統の食習慣のひとつである【食後のお茶】
ちゃんと取り入れていれば、マウスウォッシュの薬品も、うがい薬も不要ですね。
僕にとっては、化学成分に頼らない意味でも「医食同源」を大事にしてるということです。
日々の生活に安心を求めるのなら、「食」こそ大切にしたいですね。