虫歯予防にも食後のお茶習慣を | 創業145年【下総屋茶舗】5代目、茶の匠 金久保俊也が伝える◆美味しくて安心な食と健康の関心を見つめ直す【医食同源ブログ】

虫歯予防にも食後のお茶習慣を

皆さん、こんにちは。


下総屋茶舗 五代目の金久保です。


このところ雨が多く、湿度が上がっていますね。

今年は、梅雨入りが早いようです。


さて先週、食後にお茶を飲むと口臭予防、虫歯予防、食中毒予防に良い と書きました。


虫歯・口臭予防について詳しく触れませんでしたので、もう少しお話ししたいと思います。


まず、虫歯や歯周病の原因は何か?

食べ物カスなどで、歯や歯ぐきに付いた細菌が原因なんですね。


だから、食後の歯磨きを歯医者さんは勧めるのです。

「プラーク・コントロール」とよく聞きますが、プラークとは細菌の塊のことなんです。


ここで、思い出してください。緑茶のカテキンには強い殺菌力があるということを。


原博士の研究では、虫歯の原因菌S.ミュースタンス菌に対して、

普段飲む濃さのお茶の水溶液を混ぜると、プラークの生成が抑止されたそうです。


また東京医科歯科大学歯学部の志村則夫助教授の調査では、

小学1年生に昼食後に1杯のお茶を飲む実験を1年間続けたところ、

検診の結果、飲まなかった子供達より虫歯発生率が50%も少なかったということです。


静岡県の茶産地では、小学校の蛇口をひねるとお茶が出ます。

給食時には必ずお茶を飲むのです。

静岡県の小学生の虫歯の発生率が全国平均よりずっと低いのは、

このおかげかもしれませんかもしれません。


お茶には、天然のフッ素も微量に含まれています

だから、余計に歯を守る効果があるのでしょう。

「歯医者さんのフッ素塗布は化学成分だから不安」というお母さんにも安心ですね。


さて、次は口臭予防です。

お茶には、フラボノイドという消臭作用のある天然成分が含まれています

これは、お茶の香りの成分の一種です。

最近、緑茶入の殺菌・消臭効果を謳った石鹸などもよく見かけますね。



僕は、毎晩寝る前にお茶で口をすすぎます。

寝ている間は、唾液が分泌されないので口中に雑菌が繁殖しやすいからです。

これで、朝起きた時の口の中のネバネバ感が無くなります。

カテキンの殺菌力が、雑菌の繁殖を抑えてくれるからです。


どうですか?

日本の伝統食品って、素晴らしくないですか?


伝統の食習慣のひとつである【食後のお茶

ちゃんと取り入れていれば、マウスウォッシュの薬品も、うがい薬も不要ですね。


僕にとっては、化学成分に頼らない意味でも「医食同源」を大事にしてるということです。



日々の生活に安心を求めるのなら、「食」こそ大切にしたいですね。