実家の井戸の斜め上には
今まで 共に暮らした動物達の
お墓があります


いつからか

そんな場所となっていました


私が中学生になったばかりの頃、
妹が 茶色の犬を拾ってきました

本当に かわいくて
どうしても 飼いたくて

雌犬は飼えないと 言われて
雌とわかりながら
「これは絶対に雄だ!」と言い続け、
飼うことが 叶いました

雄だと言い張った手前、
「ジョン」と名付けて

赤茶色の
ちょっと受け口の
雌の中型犬に 成長しました


実家の敷地内で
気ままに過ごし、
私の散歩に
付いてきてくれたり、
車に乗るのが好きな
可愛いやつで、


もう一頭の
「ルカ」という犬が 亡くなってからは

よく一緒にお墓参りに行きました



私が 実家を離れて暮らすようになって
しばらくしてから
ジョンは 亡くなりました


動物達のお墓の
栗の木の根元に 横たわっていたそうです



そんなことが、あるんだろうか、


自分が そこに眠ると 知っていて、


自分のいのちが 終わるとわかって、


最後のちからで
その場所へ  行ったなんて…



ほんとに利口で

ほんとに愛らしい

大好きな ジョン



空と地に 還って

いつも いつまでも

私の
大切な ともだち