風雅 | 激流五鱗書+

激流五鱗書+

我釣りにおいて後悔をせず

お宿探訪記

別名

ザ・ホテル

あのお宿へもう一度

今週も

来てしまった

侘び寂びの世界観

男の隠れ宿

シェフが作るお料理

どうしても

あの味が忘れられずに

再訪

もちろん

オーナー夫妻へのお土産

旬の苺を持参


前回は吉備団子


礼儀


それは必ず忘れずに


では始める


今回は建物の一階をご案内

外見は

全面ガラス張り

そっと触れるだけで開く扉

お邪魔を致します

真っ先に

目に飛び込んでくる

壁一面に飾られた魚の絵画

海の女王

磯の王者

磯釣り界の帝王


一見

美術品かな

と見せかけておいて

実は食材として使われる

魚の見本である

この中から

お好きな物を選べば

その魚を使った

今の季節に合ったお料理が

出てくるシステム

分かりやすく

便利である

メインダイニングの全景

造りはログハウス

レトロ調

家具は北欧テイストで統一

テーブルは

ポップにしてモダン

でありながら

スッキリとしたデザイン

椅子にも拘り

どこか芸術作品の様な作り

言うなれば曲線美

すぐ隣りには

ソファ

フカフカで

包まれる感覚のもの

一度座れば立ち上がることが

嫌になる座り心地

見た目もお洒落

言うなれば直線美

その二つをあえて並べ

青と茶のコントラストで遊ぶ

オーナーの感性

実に良い

このインテリアを

分かりやすく例えるならば

ニューヨークの

現代アート

ブルックリン辺りでも

よく見かける手法である

近頃では

マンハッタン

五番街辺りでもよく目にする

恐れ入ります

そして

奥にはデイベッドまでも

オーシャンフロントならでは

海を眺めながら

甘めのティーを片手に

のんびりと過ごす午後に最適

そして何よりも

薪ストーブの存在感

実はこの辺り

南仏に近い気候でありながらも

意外と雪が降る

となれば

暖は必須である

焚べる薪は多めにストック

有り難い

ゲストへの優しさ

お心遣い

これぞ

お客様ファースト

素晴らしい

それではお料理の方へ

今夜はこちら

テーマは

揚げ物の玉手箱

マヨネーズ風ソース掛け

もちろん自家製

実に手が込んである

御歳80にして料理歴は半年程

最近やっと

近所の料理教室を卒業

そんな

超一流のシェフが作る

豪華ディナー

やはり

味は濃いめ

たぶん舌が狂っているはず

何も分かっていない味付けに

喉が渇く

ついついまた

飲み慣れないお酒を注文した

ロマネ・コンティ

値は張るが

気にはしない

それだけの価値は十二分

これぞ

ワイン界の頂点に君臨する

缶チューハイ

口に含み回せば

重厚な渋みを残しつつも

花畑のような爽やかな風味が

一気に口の中に広がる

これは美味い

間違いのないチョイスに

自分を褒めてやりたい

ヤバイよヤバイよ

止まらない

一気飲み

秒で飲み干してしまう

酔う

酔っぱらう

酩酊状態

酒乱

心地よく

大満足

ご馳走様でした

夜も遅い

波の音がいざなう眠気

寝るとしよう

今宵は本館ではなく

別館

海上コテージに泊まる

ちなみに

タヒチやモルディブの

海上ホテル

それを参考にし

作られていると思われる

きっとそう

見れば見るほどに

違いないと感じてしまう

どうりで

懐かしく思えたはずだ

その昔

写真で見ただけだが

お部屋を拝見

中は広々

一見吹きっ曝しには見えるが

実はスケルトン仕様

全周囲ガラス張りである

もちろん

バス、トイレ、キッチン付き

遊び心も忘れずに

ビリヤード台や卓球台も

常備していると聞いた

何処にあるのやら

嘘つけ

楽しくなり

ついついお酒を呑み過ぎれば

酔い覚ましにと

エメラルドブルーの海へ

直接デッキからも飛び込める

頭を冷やし

ふと我に帰れば

まさかここは天国なのか

とも錯覚をしてしまい

あの世にでも

行った気分にさせられる

もちろん

本当に行くことも可能

どうぞご自由に

正に楽園

至れり尽くせり

これぞ

究極のホテルと呼べる

星は幾つ

星5つです

おめでとう御座います

さてとここで

少しばかり

悲しいお知らせがあります

大人気シリーズ

お宿探訪記

別名

ザ・ホテル

残念ではありますが

今回をもって

終了とさせて頂きます

全3回と

短い間でしたが

有り難う御座いました

心より感謝を申し上げます

ではまた

いつの日にか…復活

それは無い

無い無い

絶対に無い

面倒臭い

釣りの前夜に何しとん

こんなん毎週やっておれん

早く寝たい

止め止め

終わり

では

寝ます

ごめん遊ばせ

オホホ

そうそう

明日は釣り

風が強い予報

嫌じゃわ

グレは釣れるんじゃろうか

無理よな

場所次第じゃけど

それなんよ

釣りは腕や道具じゃないよな

ましてや

撒き餌でもない

先ずは

その場所に

魚が居るかどうかが重要

居ればラッキー

そんな感じじゃと思うわ

それと

釣るじゃなくて

釣れたが正解よな

たぶん

そんなもんよな

釣りとは

知らんけど。