小豆島へ
4月7日
真鯛に逢いたくて
想いよ届け
海深く
曇天のち晴れ
南東からの微風
朝日丸
坂手のテトラ3番
朝日とミスター朝日丸
そのお方とは矢部名人
全ての物事は1号から始まる
とは限らない現実
蓋の裏には推しのメーカー
表向きは糠床撒き餌
潮は満潮挟み 当てて左流れ
真鯛
小鯛
チャリコ
イソベラ
jumbo(こんにちは)
何がキビナゴ部だよ
全然せんやん海人
それを言うなよピーちゃん
言うよ
まあまあまあ
まあまあじゃねぇわ
そろそろやれよ
やるよ
でもこの歳になるとさ
色々とあってさ
なかなかどうして
それなりに大変なのよ
有り難い事に
仕事も忙しくてさ
暇も無いし
年齢が年齢だけに
気力もだけど
体力的な問題もあるしさ
昔みたいに
能天気には行けないのよ
まあその前に
すでに飽きてるって事が
最大の理由なんだけどね
だってさ
正直言ってさ
道具は重たいし
腐ったキビナゴは臭いわで
面倒臭いんよ
でもな
辞めはしないからさ
また行こうな
帆立岩
姫島の南の磯でも良いし
ほんまか
ほんまじゃて
信じろや
分かったわ
…
ふぅー
とりあえずは誤魔化せた
今やステッカーは
ただの見せ掛け
いわゆる話の取っ掛かり
ネタにしか過ぎないからな
やる気は全く無いし
道具はそろそろメルカリかな
そんな気持ちだから
ヤバかったわ
でも何とか逃げ切れて
良かった良かった
一件落着
…
何か言った
いや別に
話は変わるけどさ
持ち帰り
真鯛48㎝〜23㎝を3枚のみ
これだけ
少な
どんだけ
魚に優しい釣り師になる
迎えの時間
本日もお世話になりました。
桜咲く
開花宣言からの
一気に満開
となれば
釣りたいのは
桜鯛
真鯛場へ
舞台はテトラ
良い釣りは足場から
とは言え
座るスタイル
大名釣り
先ずは棚取り
すり鉢状
なんぼあるん
適当に
10mから始め
何もアタらん
ならば
11m
12m
15m
上げたり下げたり
14m
食おうが食わまいが
暇つぶし
潮は当て潮
横流れ
それも激流
テトラのスレスレ
お手上げ状態
なす術なし
意識をして流せば
アタる怪物
ヌルいウキ入れ
アワセば
弁慶
巨大なコブーのカウンター
戦意喪失
なされるままに
高切れ連発
小休憩
潮変わりを待つ間に
ネットサーフィン
ポチッと買い物
不用品
反省しつつも楽しい波乗り
乗ってたつもりが
ディープダイブ
深入りし過ぎて時を忘れる
ふと気が付けば
午前11時
漸く潮が緩み始める
今が時合いと気合いを入れる
入れた所で底なし沼
深海2000の棚探し
数字を探せど当ては無し
思春期に見た
岡本健一
サーティンボーイ
13m
流し切った先の潮の壁
名人の立つギリ手前
そこで止め釣り
誘う釣り
オートマチック
腕要らず
押さえた指から
弾けるライン
アワセ要らずの竿の進化
起こすだけでも
食い込む針先
乗った感覚
立ち乗り禁止
座ったままでも
本命が浮く
浮かせる為には
糸巻き機
巻きも軽々
ハイギアリール
道具の進化は
釣り師の退化
掛けた金額
対価を求めず
所詮はお遊び
釣果は二の次
楽して頂戴
三の次
釣って頂戴
四の次
時合いを捕らえて
三連チャン
その次とはならずとも
気を良くして深場の大物
ディープな楽しみ
夜桜見物
酔いが舞う頃
消灯時間
エンジン音が鳴り響き
広げた風呂敷
慌てて畳む
悲しきかな
ここでお開き
チャンチャカチャン
次の花見はゴザを準備
最高な宴会に感謝をします。