帳尻 | 激流五鱗書+

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我釣りにおいて後悔をせず

日振島へ

12月28日

寒グレ釣り

釣り納めの二日釣り

二日目

晴れのち曇り

やや強い北西風
恵福丸
恥ずかしながら
日の出
8番の丘右側(ロープは必須)
糠床撒き餌(ロープで風対策)
潮は当たり潮(マモタエ)
イサキ
ブダイ
スズメダイ
キタマクラ

迎えの時間
お世話になりました。

2022最終戦

数釣りはしない

型狙い一本

大型グレが乱舞するとの噂

それを信じ

一発大物場へ

と言うよりかは

ファイト一発場へ

ロープを結び

崖登りから始まる

準備に一時間を要した

絶壁の頂上

突風にも耐え抜く

背中側からドーンと来る

いや

巨大魚がドーンと来る

きっと来る

来ない

もちろん乱舞は無い

時は経ち

午後0時過ぎ

来た

ドーン

止め切れない重量感

強過ぎる魚

弱過ぎる竿と糸

苦手な軽竿と細糸の釣り

三度目の突っ込み

チモトから飛ばされた

巨大な何かだった

たぶん噂の巨大尾長

知らんけど

終わった

負けた

悔しくはない

キビナゴ師にはそれが普通

逆に清々しい気持ち

最後の最後

守りには入らず

冒険の釣り

旅人らしい締め括り方

夢の続きはまた来年

それでは皆様よいお年を。

とするべきなのか

考えてみれば

今年も残りあと三日

三日間もある

72時間

何処にだって行ける

地球の裏側にだって行ける

宇宙にだって行ける

しかも

体力はある

何だって出来る

帰岡する必要はあるのか

大掃除はもう済ませた

やれる

やらない

自制心は大切

冒険心はもっと大切

最高な納竿に感謝をします。