沖の島へ
8月6日
キビナゴの釣り
曇りのち快晴
西の微風のち無風
夏らしい夏
狙いは大型タマン
暑さを楽しむ
夏を全開
前回の岬のハナ
不完全燃焼
やり直し
敗れた長男の敵討ち
緩い上りの潮
11時の方向
シモリにマモタエ
潮上に遠投
的確にデージを置く
ラインを放出
針の付いたキビナゴ
それを素早く棚に送り込む
止め釣り
スプールに当てた指先
針先から一直線
そう感じ取れた瞬間
食うと分かった
ラインが一気に弾き飛ぶ
後は無我夢中
タマンに出逢えた
型は選べない
出逢えただけで感無量
この一瞬の為だけに
この島へ
頭の真上に御天道様
納竿が迫る
止まっていた潮
緩やかに動き始める
それは右でも左でもなく
こちらへと真っ直ぐに
得意な当たり潮
マモタエを見極める
潮筋は5cmと外せない
マモタエとは
真っ芯のど真ん中
一本の線が浮かび上がる
その起点
優しくデージを置く
針を仕込んだ綺麗なキビナゴ
素早く棚に送り込む
棚に置くイメージ
ベールは起こす
手前に寄って来る分
ゆっくりとラインを巻き取る
棚から落ちない様にする
ラインは張り気味
竿二本分沖
デージが少し動いた
竿先で聞く
コンコンコツコツ
張りを強める
時に備え足場を固める
竿を握り締める
竿先が舞い込んだ
ガッチリとアワセは決まった
竿に乗る重量感
良型のアカハタか
いや違う
ヒブダイか
それも何か違う
重い引きに早い走り
初めての感覚
腰を入れて浮かせに掛かる
巻きは休まない
海中に魚影
赤黒く浮かぶ
何なんだ
バラハタか
バラフエか
ここは高知の沖の島
毒魚は御免
浮いた魚
海面で反転する姿に
アカジンと叫ぶ
悲願だったスジアラ
取り込みはレジェンド
しばけんさんに託す
一発でタモ入れが決まる
流石の磯釣り師
また一つ借りが出来た
すぐに記念撮影
手持ちでも撮りまくる
しばけんさんにお願いをして
借りが増え続ける
本当に感謝しかない
ありがとうございました
今年は当たり年
タマンにアカジン
沖縄三大高級魚
その二種
至極の幸せ
キビナゴの釣り
季節は真夏
磯釣りシーズン真っ只中
またすぐに
ホームグラウンド
夏を遊び尽くす
今年の夏は一度きり
最高な現今に感謝をします。
9回目 タマン5