男女群島へ
7月1日
親子二人
キビナゴの釣り
快晴
東からの微風
ウネリ無し
狙いは大型タマン
裏本命に鮪
軽く夕食
20時半には寝袋へ
眠れなかった
あの一発が頭を駆け巡る
磯に降り
17時に釣りを開始
アタリは有る
乗ればイスズミ
時は経つ
18時50分
左沖の水道筋に鳥山
本流が近付く
鳥山も
大遠投で潮壁に置く
すぐにラインが弾き飛ぶ
ベールを起こす
我夢者は満月
締め込んだドラグ
引き出される10号のライン
鮪を確信
沖に向けての突進
止まらない
止めようがない
一気に150mは走った
一瞬だけ緩む
その瞬間に大アワセ
怒る魚
左へと走り出す
潜りながらまだ走る
張り出しの根に触れた
まだ走る
ベールを開いてしのぐ
走りが少し弱まる
反撃に転ずる
根ズレした状態のまま
一進一退の攻防戦
巻いては出され
出されては巻くの繰り返し
しかしながら
この状態
それは私の負けを意味する
すでに勝負は着いていた
やはり飛ばされた
情けない
久々に震えた
悔しい
これが夢の島からの洗礼
男女群島
それでも嬉しい
少しだけ心を開いてくれた
明日に期待
満天の星空の下
眠れずに朝を迎える
夜風が身に染みた
最高な衝撃に感謝をします。