震撼 | 激流五鱗書+

激流五鱗書+

我釣りにおいて後悔をせず

男女群島へ

7月1日

親子二人

キビナゴの釣り

快晴

東からの微風

ウネリ無し

狙いは大型タマン

裏本命に鮪
ブラックヘラクレス
荷の積み込みは完了
少し早めの出船
夢の島を目指す
海上に風車
五島列島を後ろに
男女群島が見えた
先ずは常連のクエ師から
数ヵ所に強者を降ろし
名前が呼ばれた
男島 黒崎の鼻
明日の朝までサヨウナラ
キビナゴ
久々に撒き餌
潮は満ち潮 右へ左へ
イスズミ
長男はルアーから
何も起きずに夕まずめ
鮪がヒット
ラインを巻き直す
デージ夜釣り仕様
いざ夜のキビナゴの釣り
イスズミだらけ
クーラーは空のまま終了

軽く夕食

20時半には寝袋へ

眠れなかった

あの一発が頭を駆け巡る

磯に降り

17時に釣りを開始

アタリは有る

乗ればイスズミ

時は経つ

18時50分

左沖の水道筋に鳥山

本流が近付く

鳥山も

大遠投で潮壁に置く

すぐにラインが弾き飛ぶ

ベールを起こす

我夢者は満月

締め込んだドラグ

引き出される10号のライン

鮪を確信

沖に向けての突進

止まらない

止めようがない

一気に150mは走った

一瞬だけ緩む

その瞬間に大アワセ

怒る魚

左へと走り出す

潜りながらまだ走る

張り出しの根に触れた

まだ走る

ベールを開いてしのぐ

走りが少し弱まる

反撃に転ずる

根ズレした状態のまま

一進一退の攻防戦

巻いては出され

出されては巻くの繰り返し

しかしながら

この状態

それは私の負けを意味する

すでに勝負は着いていた

やはり飛ばされた

情けない

久々に震えた

悔しい

これが夢の島からの洗礼

男女群島

それでも嬉しい

少しだけ心を開いてくれた

明日に期待

満天の星空の下

眠れずに朝を迎える

夜風が身に染みた

最高な衝撃に感謝をします。