無名 | 激流五鱗書+

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我釣りにおいて後悔をせず

令和二年一月三日
一発目の釣り
 
初釣りは
もちろん日振島へ

明けまして
おめでとうございます。
本年も
よろしくお願い致します。
 
6時10分
出港
 
船は満
風は爆
 
日振島に向かう途中
海賊船からの
船舶無線が耳に入る。
 
どうやら風裏になる
一級磯は
全て埋まったようだ。
 
西からの爆風
舵を取る船長も悩む。
 
降りたのは
籤表にない無名磯
 
7時半、
釣り開始
磯からの初日の出
 
舞い込む強風が
釣り座の正面から
吹き付ける。
 
その風に潮が負け
上潮が滑る。
 
最近お気に入りの
ウキに頼る。
 
綺麗に消し込まれる。
おめで鯛
 
それに続き
本命
更にもう一枚
何とか釣れた。
 
13時30分
竿を仕舞う。
 
持ち帰りは
クチブト、カワハギを
目立たぬように少しだけ。
 
本日の磯
何処なんだ
此処は。
 
14時10分
迎えが来た。
本日はお世話になりました。
 
同志の方々
爆風の中
大変お疲れ様でした。
 
初釣りも無事に終了
 
そろそろ
正月休みにも飽きた。
 
通常の生活に戻り、
次回の釣りに備えたい。