台風一過
北寄りの風
そして赤トンボ
少しだけ秋を感じる。
今週は鵜来島へ
本日もお世話になります。
4時半、
片島港を出船
先ずは、
沖の島釣行では
ほぼ毎回お会いする

疑似餌部の方から渡礁
次に私が呼ばれ、
「今日もタマン狙い?」
と聞かれたが、
「今回は夢を見たくて」
と答えた。
「ならマルサゲ高場だね」
と決まった。
鵜来海域における
代表的な夢舞台である。
超特大級が狙える
その大岩で

キビナゴを撒く。
大魚よ
いざ勝負

潮は左から右へと流れる。
私はそれを受け流す。
いや、
受け流さない。
真っ向から受けて立つ。
仕掛けは、
その左沖から突いてくる
潮を目掛け遠投し、
マルサゲに対し
当たってくる潮を釣る。
言うなれば
「遠投するスル釣法」
強魚は必ず潮表にいる。
開始一投目
いきなりボイルが始まり
ラインが弾かれた。
大アワセを何度も入れ
上がってきたのは

ハマチ
そのボイルで軽く連発
逃げ惑う活きたキビナゴを
追う青物にでも
死んだ冷凍キビナゴが
通用することが分かった。
その後その潮で
とてつもない奴を掛けたが、
一瞬にしてラインを
200m近くも引き出され、
反撃のチャンスすら
与えて貰えず
14号ハリスが飛ばされた。
初速からみて
海のスプリンター
ヒラマサ
それも巨大な奴
それに決まっている。
間違いない。
そう思わないと
この釣りはやれない。
その後は青物祭り
当たり潮だけではなく
どの角度に投げても
ほぼ毎投
巨大なウキにアタリが出る。
アタリの主は
これら
もちろん

ムロアジも釣れた。
それをそのまま

泳がせようかとも考えたが
止めた。
新竿が痛むのも含め、
今年の私は
少しだけ利口になった。
また
それだけではなく、
今年のお盆期間
日曜日以外は
休み無く働いた私には、
気力は有っても
それに対峙出来るだけの
体力が無い。
なので真っ向からの
勝負を避けてしまった。
正直、強すぎる魚は怖い。
今の竿で夢が見たい。
その楽しみは
剛竿レマーレを持つ
頼もしき同志との釣り、
その機会にとっておこう。
海中は高活性

夢を見にいき
夢通りに
夢に終わった今釣行
鵜来島
そこは夢ある場所だった。
この夢
叶うことなら
永遠に見続けていたい。