本番 | 激流五鱗書+

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我釣りにおいて後悔をせず

二日釣りの二日目
それは本番の日
そして本気の日
 
本日もお世話になるのは、
鵜来島と言えば

パピヨン号
 
ウネリは残ってはいるが
多少の事は気にしない。
そんな強者の方々に交り
名礁「グンカン」へ
高場へ三名
低場へ五名で降りた。
 
もちろんキビナゴから
潮が湧き
仕掛けを馴染ませるのに
四苦八苦
それでも当りはある。
清水サバ、ムロアジ、キツ、
カイワリ、モンガラ、ダツ、
アカハタ、ヤガラなど
魚の活性は高い。
 
終始ウネリに飲み込まれる
ヒラバエ
写真では穏やかに見えるが
グンカンもほぼ一日中
足元ギリギリまで
ウネリが駆け上がり
いつ越えて来ても
おかしくない状態だった。
前日はもっと激しく
とても上がれるレベルでは
なかった様だ。
台風から来るウネリは
馬鹿に出来ない。
 
息子が強い何かを掛けた
4号竿をぶち曲げて
強引ながらも
丁寧なやり取りで
60超キツを獲る
 
魚影の濃いグンカン
となれば
やはり奴がいる。
それも多数
三角の背ビレが見える。
ムロアジの泳がせをすれば
一発でヒット
高場から低場へと飛び移り
鮫とファイトする
Team短パンズのお一人
グレ竿での勝負の軍配は
鮫にあり。
と言ってもこちらの方、
モーニングでキッチリと
72カンパチを獲る。
 
私も今回は久々に
ルアーロッドを振ってみた。
ショートピッチメインの
周りの方々が苦戦するなか
あえて違うアクションで
ヒットに持ち込んだ。
本命60ハガツオ
嬉しかった。
 
持ち帰りは
食べたい魚を少しだけ。
清々しい気持ちで帰港
船長からのリクエストで
港でも一枚
 
鵜来島
そこは夢ある島だった。