愛の波紋 | へなちょこ ユテコ の Don't Worry, Be Happy

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僕らは地上では「旅人」
                                          ここでは 感じるまま、気ままに、思ったままを「音楽」と共に・・・。

昨日は、
中々連絡をする事がない仲間にメールを送信したりした。




って事でこんな曲。
Bob Dylan - I want you
http://www.youtube.com/watch?v=PhOc0V-ES40&feature=related




返信がすぐ帰ってくる仲間もいて、近いうちに合いたいな~という話もした。
昔、フットサルを通して出会い、すごくいい奴やねん。
自分自身で目標をしっかり持ち、確実に一歩一歩進んでいく事の出来る素敵な友人。
また、あったら素敵なパワーを分けて貰おうっと。



ほんで、
昔の会社の仲間では、写真付きで お孫さんが一歳になってん。というメール。
なんか嬉しいな。



でも、本当に時が過ぎるのは早いような気がする。
もう九月。



この間始まったような2009年もあと三分の一。



おっさんになったからかな~。





24時間テレビも「一歩を踏み出そう」というタイトルだったけど、
何かみんなも心に描いたものがあったと思う。



具体的に出来れば最高だけどね。




本当に小さな・他人には見えないことかもしれないけど、
与えられている事に心を込めて『愛』を込めてやっていくと・・・


こんな感動もある。



少し長いけど、素敵なお話をどうぞ。

・・・・・

【ココロの授業】第60号 答は子ども達の中に
→登録はこちら http://archive.mag2.com/0000199548/index.html



「答えは子ども達の中に」という話をします。


ある中学校で、お話をさせていただいた時、
「将来、どんな仕事ができたら幸せかなぁ…?」という
話の中で、ディズニーランドの話をしたんです。


「命のサイン帳」っていう話なんですけどね。
時間がないので、簡単にお話しますね。


ある日、ディズニーランドのインフォメーションに、
お父さんが元気なさそうにやって来て、
サイン帳を落としたと言うんです。


子供と一緒にディズニーランドに来て、
ミッキーやミニーのサインをもらっていたんだけど、
あと少しでそのサイン帳が全部埋まる、というところで、
そのサイン帳を失くしてしまったとのことでした。


でも、そのインフォメーションには、
サイン帳は届けられていませんでした。
そこで、そのキャストは…ディズニーランドでは、
スタッフのことを「キャスト」というんですが、


そのキャストは、サイン帳の特徴を詳しく聞いて、
あちこちのインフォーメーションに電話をしてみました。
ところが、どこにも届けられていなかったんですね。


「お客様、申し訳ございません。
お客様のサイン帳はまだ届けられていないようです。
お客様は、いつまでご滞在されますか?」


と聞いたところ、お父さんは、
2日後のお昼に帰らなければならない、とのことでした。
そこで、キャストは、


「それでは、この後、もう少し探してみますので、
2日後、お帰りになる前に
もう一度こちらにお寄りいただけますか。
多分、それまでには見つけられると思います」


と笑顔で言ったそうです。


そして、お父さんが帰られた後、
このキャストはさらに、細かな部署に電話をかけて聞いてみたり、
自分の足で、駐車場や心当たりのある場所に
探しに行ったそうです。


ところが、やっぱり、どうしても見つからなかったんですって。


で、そのキャストは、その後どうしたと思います?


…なんと、そのサイン帳と
まったく同じサイン帳を自分で買って、
自分の足で、いろんな部署をまわって、
全てのキャラクターのサインを書いてもらって
当日を迎えたそうです。


当日、お父さんがやってきました。
キャストの子は、


「申し訳ございませんでした。
お客様のサイン帳は見つけることができませんでした。
でも、こちらのサイン帳をお持ち帰り下さい。」


と言ったそうです。


お父さんがビックリして中を見ると、
その時はなかったキャラクターのサインも全部書いてあるんですね。
もう、すぐに、このキャストが準備してくれたってことはわかりました。
お父さんは、本当に喜んで、


「ありがとうございます!」


と何度も何度も言って、
大事そうに持って帰ったそうです。


…で、この話はまだ終わらないんです。


後日、ディズニーランドに
そのお父さんから、一通の手紙が届きました。


----------


先日は「サイン帳」の件、ありがとうございました。
実は、連れて来ていた息子は脳腫瘍で
「いつ死んでしまうかわからない」…そんな状態の時でした。


息子は物心ついたときから、テレビを見ては、
「パパ、ディズニーランドに連れて行ってね」
「ディズニーランド行こうね」
と、毎日のように言っていました。


「もしかしたら、約束を果たせないかもしれない。」
…そんなときでした。


「どうしても息子をディズニーランドに連れて行ってあげたい。」
と思い、
命が、あと数日で終わってしまうかも知れないというときに、
ムリを承知で、息子をディズニーランドに連れて行きました。


その息子が夢にまで見ていた
大切な「サイン帳」を落としてしまったのです。


あの、ご用意頂いたサイン帳を息子に渡すと
「パパ、あったんだね! パパありがとう!」
と言って大喜びしました。


そう言いながら息子は数日前に、息を引き取りました。


死ぬ直前まで息子はそのサイン帳をながめては、


「パパ、ディズニーランド楽しかったね!
ありがとう!また、行こうね」


と言いながら、サイン帳を胸に抱えたまま、
永遠の眠りにつきました。


もし、あなたがあの時、
あのサイン帳を用意してくださらなかったら、
息子はこんなにも安らかな眠りにはつけなかったと思います。


私は、息子は「ディズニーランドの星」
になったと思っています。


あなたのおかげです。
本当にありがとうございました。


----------


…手紙を読んだキャストは、
その場で泣き崩れたそうです。


もちろん、その男の子が死んでしまった
という悲しみもあったと思いますが、
「あの時に精一杯のことをしておいて、本当に良かった」
という、安堵の涙だったのではないでしょうか。


私は、こういう仕事ができる人を
『幸せな人』って言うような、
そんな気がします。


今回のこのキャストのした仕事は、
人の人生を変えています。


もちろん、その亡くなってしまった子供も嬉しかったと思いますが、
それ以上に、その親の人生を変えていると思います。


私も一児の父親ですから、よくわかるんですが、
自分の最愛の息子が死んでしまったら、
これほど悲しいことはありません。


でも、その子が最後、笑顔で亡くなっていくのと、


「あのサイン帳どこにいっちゃったのかなぁ・・」


と悲しみながら亡くなっていくのと
では、全然違います。


もし、あの「サイン帳」がなかったら、お父さんとお母さんは


「あのサイン帳をなぜ、なくしてしまったんだろう」
「自分がちゃんと見ておかなかったから、なくなってしまったんだ」
「あのサイン帳さえあれば・・・」


…と一生、悔やむことでしょう。


でも、このスタッフのした仕事で
このお父さんとお母さんがどれだけ救われたか・・。
間違いなく今後の二人の人生を変えています。


本当にすばらしい仕事です。


このキャストは、
多分、その子は、普段から、いつでも、どんな時でも、誰に対しても
精一杯の事をしていたんじゃないでしょうかね。


だから、こんな大事なときに
こんなにいい仕事ができたんじゃないでしょうか。


…って、そんな話をしたんです。
中学校でね。


そしたらですね、嬉しいことに、
その中学校の生徒からメールが来たんです。
こんなメールです。


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昨日、話を聞いて、1日考えてやっぱり、
先生の言っている事はすばらしいと思いました(^w^)
そして、今日、いい事がありました(o^∀^o)


ある老人夫婦がリンゴの収穫があったらしく、
軽トラにリンゴを乗せて、動いていた時、
リンゴが入っている箱が3箱ぐらい道路に落ちた。


いつもなら、「シカト、シカト」と友達で言い合っていたと思う。
もし、誰かが『行こう』と言っても
『1人で行って来い』などと絶対言っていたと思う。


しかし、今日は全員違っかった(*^o^*)
まず、俺が「ディズニーランド!」と言った。


そしたら、全員がいっせいに、
「ディズニーランド!」と言って、車を走って追いかけた。


そして、車に追いつき、リンゴを拾ってあげた。
そしたら、おじ~さんに
『ありがとう、ありがとう』と何度も言われた。


おば~さんは俺達に、リンゴをくれた。
「いらない」と言ったけど、
「もらって下さい」と言われてもらった。


今日の事は昨日、比田井先生が、俺達に授業をしてくれたから、
今日があったんだと思います♪


それから、とても清々しい気持ちになりました。
先生、ありがとうございました(≧∇≦


そして、それを見ていた小学生が、
『かっこ良かったよ』って言ってくれて、


俺達全員が「俺達は昨日こういう話を聞いた」と
武勇伝?(笑)を話して今、帰ってきました(笑)(笑)(笑)


・・・・・ 抜粋 ココマデ ・・・・・



昔、この話を聞いたときも、

今回久しぶりに読んだけど、涙・涙で心が揺さぶられる。



僕らは、どんなことに心を込めることが出来るだろうか?



街中で、自転車が倒れた時にそれを 起こす手伝いかもしれない。

ビルに入る時に後から来る人の為に 扉を開けることかも。。。




決して大きな事ではなく、
誰も気づかない小さな事かもしれないけど。。。


僕らの行為はその人を通して、小さな感動の波紋が広がっていく。




そんな波紋を作るのは僕たち。
そう考えると、嬉しいですね。



では、では、今日も素敵な一日を過ごしましょう。
愛の波紋を広げれますように。



じゃ。
最後にこんな曲。。


Bob Marley - One Love (spanish subtitles)
http://www.youtube.com/watch?v=cp-6g_CdpJs


素敵な曲ですよね~。 大好きです。