やるせなさや虚しさや。
寂しさや強がって張りつめていた緊張や。
たまに眠りにつく前に考えが暴れだしそうになったとしても
ぎゅっと瞼を下ろして明日にスキップして、夜の暗闇を忘れて
日々を泳いでいられるのに。
知らず知らずのうちに積み重ねられていたんですね。きっと。
ふと、立ち止まってしまった。
そして、箍(たが)が外れてしまいました。
仕事の出がけに母にとても悲しいことを言わせてしまったので。
そんな自分があまりにもふがいなく。
なんとか勤務先に足を運び、漸く仕事を片付けて。
無意識のうちの電車を乗り継ぎ、
気がつくと自宅の玄関の扉の前に立っていました。
その扉がやけに重たくて、マンションの階段の踊り場で
しばらく帰宅することを躊躇っていたら、
気がつけばポロポロと泣いていました。
自分をどう制御してよいのかわからなくて。
誰に助けを求めてよいのか、何を救って欲しいのか。
亡き父に問いかけたボールは、なしのつぶてで。
結局は自分の中で昇華するしかないことに気づかされ。
井戸の底で膝を組み続けている次第。
元を正せば、一体どうしてこんなに悩んでいるのだろう?
煩わしさの源は?憎むべきは何なのだろう?
全ての矛先を自分に向けることで、解決としてきた今まででしたが
どうやら自分の選択に因るものではないのだとしたら?
様々な言葉がとりとめもなく生まれては死に。生まれては死に。
それでも行き場のない気持ちをこんな場所で吐き出したとて
何かが変わることはないことはわかりつつも、指先に任せて。
ひとまず一番先に知りたい事は、長い夜の過ごし方です。