映画を観に行く予定が、うたた寝をしていたらソファに溶けてしまって。。。
しかたがないので仕事から帰って来た母と、借りていたDVD「メリンダとメリンダ」を観る事に。
http://movies.foxjapan.com/melinda/
面白かった!
「それでも恋するバルセロナ」、「人生万歳!」をきっかけに、「アニーホール」「メリンダ」。
最近になって、ウッディ・アレンを続けざまに観ている。
彼の作品を見た後は、程よい疲れと余韻が残る。
彼の作品に根ざしているニューヨークという舞台は、カラフルな人種と、ユーモアあふれる思想をもったキャラクターがとても魅力的で。
さらにはそれぞれの人生を猛進する登場人物が告げる「whatever works!」の精神が、この世界でちっぽけな自分の人生を意味のある物にリライトしてくれて。
登場人物に感情移入させるのではなく、スクリーンとの間に一線を設ける脚本設定は、いつも冷静を保ったままで作品と向き合わせてくれる。
他人の失恋話に第三者として耳を傾けるとなると、妙に冷静でいられるように、彼の作品を前にすると、さも自分は彼の思想を自分の意見のように錯覚して、優越感を持って作品と向き合う事ができる。
それはとんでもない勘違いなのだと、エンドロールの熱が冷めるたびに気づかされるんだけど、それでも、今日という一日が、まんざら捨てたもんじゃないんだと。
最終的には私の思うままなどだなと妙に納得させてくれる。