以前、弓道の握り皮&矢摺籐 でカキコした。

当時は、まだグラス弓やカーボン弓を利用していたのだが、

いまは竹弓を使用している。

 

弓道初心者向けのブログを開設しましたので、よろしければ覗いてみてくださいませ。

https://simon100.work/
 

 

この竹弓は、五段に合格してから使おうと用意していたもの。

 

でも...。

それだといつになったら使えるようになるのか分からない(笑)

ということで、今年の秋頃から使い始めた。

 

新品ではないので、それなりの年期が感じられる。

ということで、時間が取れたときに今回は矢摺籐~飾り籐まで

Change!!

 

矢摺籐までは、すでに何回も経験しているのでお手の物。

まずは、剥きます。

お~、剥がすと新品時と思われる焦がし色が現れます。

濃くていい色だ。

さらに...

裏を見ると作成時に書き込まれたであろう文字も見えたりする。

 

今回は、新品の籐(杉成り)を用意していたのでいつものごとく

ぬるま湯へドボン。

柔らかくなった籐で一気に矢摺籐から片付ける。

左上から右、下段へと続く。

最初だけちょびっとボンドを付けて、太い方から巻いていきます。

二段目左のように、時々籐の隙間が空かないように口差しなどで

押しておきます。(定規でも何でもOK)

巻き終わり位置を確認してハサミでチョキン。

先っちょを斜めに薄くするために手を離すとゆるゆるに(笑)

別の時の写真だけれど、斜めに徐々に薄くナイフで削ぎます。

最後は、再度巻き直してから口差しで隙間に押し込んで完成。

やり方に余裕があると写真も多いなぁ(^-^;

 

 

問題は【飾り籐】です。

剥がしたはいいが、戻せなかったらどうしようと言う不安も。

はじめに、斜めにクロスする飾り籐です。

本弭/末弭/握り皮下の三箇所。

ここも、剥がずと本来の色がでました。

 

ゆっくり剥がしながら、巻き方を確認しておきます。

余裕が無いので、途中経過がありません(汗)

 

そして、一番面倒そうな握り皮の上部。

失敗が怖かったので、元のやつは外さずに巻き始めと終わりの

あたりを付けてやりました。

さらに、他の方の弓などで見られた◎のような模様部分をおそらく

こうであろうと考えて追加施行。

 

二段目左の写真で伸びている籐を最後に引っ張り気味にしてから

チョキンとカットすると出来上がりです。

 

中古の竹弓が、自分の弓になってきた気持ちがします。


弓に負けないように精進、精進と...。