ほとんど風は無いものの、土日と雪が降り続いている。
昨日のスキー、当初は別のスキー場に向かって出発したのだが、降る雪と車が巻き上げる雪で視界が大変悪く、途中で引き返すという状態であった。
昨年は少ない雪のお陰で車庫の雪下ろしをせずに済んだのだが、この土日の雪の量を見ていると、どうやらそうも言っていられなさそうだ。
10年以上前、はしごから足を滑らせて落下した経験がよみがえってくる。
...ドスン。
と落ちたときに背中から落ちると、ほとんど息が出来なくなる。
頭を打ったかどうかは覚えていない。
そもそも、なんで足を滑らせたのかも覚えていない。
そして、立ち上がることも這うことも出来ないのだ。
思考回路があやふやになりかけるが、かろうじて意識が残っていたのは幸いだった。
家の横の車庫なのに、息が苦しく、助けを呼ぶ声も出せず、なすすべもなく顔に降り注ぐ雪と空を見つめる。
そもそも、冬はピシャリと戸締まりをしているから、そんじょそこらの声では家の中に声は届かないのだけれど...。
車庫といっても、一般的なガレージであり、そもそもそのはしごの途中から落下しているのだから、ほんの数mの高さだろう。
そんな、低い位置から落ちてもこのような有様になることがあるのだ。
どれだけ時間が経ったかも分からなかったが、徐々に体に力が入るようになり、雪の上を這いながら玄関のほうへ進む。
なんと情けない姿だったか...。
以来、必ず雪下ろしの際には、誰かと一緒に外に出るようにして貰っている。
冬になると必ずと言っていいほど、雪下ろしでの死亡事故のニュースを耳にするが、人ごとのように思えない。
オイラも、あの状態で意識を失っていたら...。
夕方だったから、グングン気温が下がっていたら...。
降雪量が多かったり、吹雪で吹きだまりが出来るようなところに倒れていたら...。
たかが、雪下ろし、されど雪下ろしなのだ。
ニュースを耳にする度に思う。
誰か一緒に外で作業をしていれば、防げた事故だったんじゃないかと。
最も重要で簡単なポイント...
『 屋根の雪下ろしは、決して一人でしてはいけない 』、だ。
昨日のスキー、当初は別のスキー場に向かって出発したのだが、降る雪と車が巻き上げる雪で視界が大変悪く、途中で引き返すという状態であった。
昨年は少ない雪のお陰で車庫の雪下ろしをせずに済んだのだが、この土日の雪の量を見ていると、どうやらそうも言っていられなさそうだ。
10年以上前、はしごから足を滑らせて落下した経験がよみがえってくる。
...ドスン。
と落ちたときに背中から落ちると、ほとんど息が出来なくなる。
頭を打ったかどうかは覚えていない。
そもそも、なんで足を滑らせたのかも覚えていない。
そして、立ち上がることも這うことも出来ないのだ。
思考回路があやふやになりかけるが、かろうじて意識が残っていたのは幸いだった。
家の横の車庫なのに、息が苦しく、助けを呼ぶ声も出せず、なすすべもなく顔に降り注ぐ雪と空を見つめる。
そもそも、冬はピシャリと戸締まりをしているから、そんじょそこらの声では家の中に声は届かないのだけれど...。
車庫といっても、一般的なガレージであり、そもそもそのはしごの途中から落下しているのだから、ほんの数mの高さだろう。
そんな、低い位置から落ちてもこのような有様になることがあるのだ。
どれだけ時間が経ったかも分からなかったが、徐々に体に力が入るようになり、雪の上を這いながら玄関のほうへ進む。
なんと情けない姿だったか...。
以来、必ず雪下ろしの際には、誰かと一緒に外に出るようにして貰っている。
冬になると必ずと言っていいほど、雪下ろしでの死亡事故のニュースを耳にするが、人ごとのように思えない。
オイラも、あの状態で意識を失っていたら...。
夕方だったから、グングン気温が下がっていたら...。
降雪量が多かったり、吹雪で吹きだまりが出来るようなところに倒れていたら...。
たかが、雪下ろし、されど雪下ろしなのだ。
ニュースを耳にする度に思う。
誰か一緒に外で作業をしていれば、防げた事故だったんじゃないかと。
最も重要で簡単なポイント...
『 屋根の雪下ろしは、決して一人でしてはいけない 』、だ。