
小惑星が8年後に地球と衝突。
人類滅亡の通告を受けた日本のとある街を舞台にし、
そこで暮らす複数の人間の視点から「生きる」ことを
考察する...。
2006年に出版された伊坂幸太郎さんの作品。
小惑星にしても、何かしらの天体が地球と今後永遠に
ぶつかることはないと言い切れる人はいないと思う。
そう考えると、戦争なんてしている場合ではないよね。
地球と運命を共にする道を選ぶのか、「いつか」のため
に、宇宙での生活基盤をいつまでに確立するのかを真
剣に考え、行動するのか。
それでも、地球上の人類と動物がすべて引っ越しが出
来ないと思えば、また争いごとがおきそう。
それならば、いっそのことすべての生命が地球と運命
を共にするのも致し方ないかもね。
いろんな映画では、必ずと言っていいほど「その後」の
人類が描かれるけれど、地球そのものが宇宙のチリに
ならないとも限らない。
娯楽映画って、人類のご都合主義の賜物かも。
そういえば、アメブロのルーム内の質問のなかに、
世界最後の日にあなたはどうしている?みたいな質問
があって、自分のコメは、「家族の肩を抱きしめている」
だった。
そんなことが現実に起きたなら、受け入れるしか無いの
かもね...。
なんて、暗い話しへ持って行ってしまったのだ!(^-^;