火曜日の朝日新聞の天声人語。

大阪の高校生が修学旅行のために集合した駅で、「このまま引き返します」と言い渡されたという記事があった。
該当生徒達には、ずいぶんと悲しい出来事になってしまったと思う。
おそらく当日のキャンセル...。旅行費用は全額戻るとは思えないのだが。

そうかと思えば、学校を休校にしたにもかかわらず繁華街には普段よりも多くの高校生が目に付いたという記事もあったりして。
学級閉鎖や学校閉鎖は、感染拡大に対する一定の効果があるわけなのに他者との接触が起きるであろう場所へ遊びに行ってしまうというのは危機感が低いわけだ。メディアの情報もトーンが落ち着いてきたことはよいことだと思うが、たぶん大丈夫と勘違いをしてしまう人がいるのも事実なよう。

幼児の自転車のヘルメットしかり、自動車の2列目以降のシートベルトもしかり。

身近に大けがや命を落とす人を見ないと意識が変わらないとしたらそれは問題だと思う。

今後、どの程度の地域でどれくらいの期間流行するのかは読めない。

でも、うがいや手洗いが有効であろう事は情報として伝わってきているので、できることからみんなが協力して欲しいと思う今日この頃。