007/慰めの報酬

ポンドじゃないよ、ボンドだよ。

しかし、本当にゴシック体は「ポ」と「ボ」の区別がわかりにくいな。


やっと、映画館に足を運ぶことが出来た。

そもそも前回の終わり方ならば、通常の映画?なら続編がつくられても不思議ではないシチュエーションだったにもかかわらず、そんな気持ちで見ておらず、今回が続編だと知ったときには結構驚いた。

いろんな所でも取り上げられているが、007はじまって以来の連続モノとなったのだから致し方ないか。


そんな前回『007/カジノ・ロワイヤル』から主演のダニエル・クレイグがイイ!

今までのシリーズでは、ニヒルでスマートな007主演者であったが、現代の映画らしくアクションシーン満載。まぁ、彼を生かした監督の手腕でもあるのだろうけれど、2時間はあっという間に過ぎ去っていく。


前回作は、真の007になるまでの物語という設定だったが、今回の映画があってこそ真の007になりえたのだと感じ入る。

前回のヴェスパーに関する謎も解けていき、最後に○ッ○レ○を落とし、歩き去るボンドは本当に格好イイ。


細かいこと(突っ込み)やもう少し時間を増やしても丁寧になどと、書くことも出来るのだが、娯楽である「映画」としては申し分ないと思う。


だから、あえて書かない。


そして、次回作を楽しみに待とう。





最後に...。


昔、フランスに行ったときにガイドをしてくれた素敵なおばさん(北海道出身)が話してくれた言葉を思い出した。

その時には、日本よりも先に当時の『007』が公開されて間もない時だったのだが、

「言葉が分からなくったって大丈夫ですよ。だって、007ですから!」

大いに笑ったものだ(思い出し笑)


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