ドライブスルーを使って、マクドナルドでお買い物。

もちろん食べるモノを購入するわけなのだが、お得な?【バリューセット】の他に、子供向けには【ハッピーセット】(食品一式と1つのオモチャ付き)がある。

テレビCMでも毎週のように変わるオモチャをバンバン前面に出したものを放映しているし、それはもう食べ物よりもオモチャで客寄せをしているといった感じのCMだ。営利企業なのだから、そもそも客寄せのためのCM自体に正当性があるかどうかなどには触れるつもりはない。

ポイントは付属して付いてくる『オモチャ』にある。

「付いてくる」と記入したが、あのCM内容ではとても「オマケ」ではなく、食品とオモチャは同義かそれ以上(CMでの放映秒数に占めるオモチャについての映像等の割合から見ても)であり、消費者の中には「お金」を出して『オモチャ』を手に入れるために【ハッピーセット】を購入する者もいるだろう。

私にとっては、どちらがメインかということを問うのではない。

以下の写真が今回付いてきたモノ。
サンリオのキャラクター[シナモロール

お腹の所にあるのぞき窓に虫眼鏡状の細工がしてあり、スライドが拡大して見られます。
Anything’s Possible!! ~すべては可能~

で、なぜこのオモチャから記事を書いているのかというと.....。

以下の画像。
Anything’s Possible!! ~すべては可能~
オモチャの底面にダイヤルのようなモノがあり、とある1枚を覗いた子供が「何かいる~!・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。キャーッ!」と帰宅途中の車の中で騒ぎ出して発覚。

非常に小さいが虫の死骸(帰宅後にバラして確認済み)

確かに、覗いた目の前(1cm程度)のケースの中にこんな得体の知れないモノが見えたら気持ち悪いだろう。
親としては同情する。

事実を告げにガソリン使って排ガス出してまで店に行くつもりもないし(子供には諦めなさいと言って聞かせた)、会社にクレームを入れたりもしない。
ま、場合によっては、前段のCMの状況から見ても、「気分が悪くなった」とかなんとかで理由をつけて訴えて出る人もいるかも知れないな。


2008年12月18日、08年の全店の売上高が5000億円を突破するとの見通しを発表。
○へぇー、すごいねぇ。多少は協力したかなぁ。

日本マクドナルドは、牛肉を2・5倍の113グラムに増量したハンバーガー「クォーターパウンダー」を発売。たいへんな人気で長蛇の列が出来たが、「サクラ」を大量導入していた。
○あらぁ、そうなんだ。まぁ、そういう手法もあるよねぇ┐( ̄ヘ ̄)┌


CSR(Corporate Social Responsibility)「企業の社会的責任」といった言葉が一般に使われるようになった昨今だから、企業はいろんな場面で神経を尖らせなければならず、たいへんだとは思う。

今回の記事としては、PL(product liability)法、「製造物責任法」か。
民法710条では、解釈によれば精神的な損害を被った場合も...(以下略)。


たまたまブログを書いている自分だから、起きた「事実」をネット上に載せることとなったが、非難だけをしたくて書き込んだのではないことだけは最後に付記しておく。

もしも、日本マクドナルド関係者が目にとめたのなら、低賃金だからと海外(国名は伏せます)でオモチャの生産を委託するばかりではなく、利益が上がっているのなら、なおさら生産現場に目が届く国内企業に仕事を与えられないのか熟考して欲しい。
本当にいいもので、対価を払うことをいとわない商品(食べ物)であれば、ちゃんとまた買いに行きますから。

同じようなことが発生するくらいなら、親としては、オモチャを無くした分(もしくは、いらないと選択できるのなら)、その分の価格を抑えてくれてもいっこうに構わないんだけれどねヾ( ´ー`)

とにかく、嫌な思いをする子供が増えないといいね。

本当の意味での【ハッピーセット】をお願いしたい!!