2009 North American International Auto Show
(デトロイト・モーターショー、一般公開日:2009年1月17~25日)が開催されている。
日本メーカーも出展を見合わせるなど、華やかさとはかけ離れたショーになったようである。
しかし、気になったニュースは、ビッグ3がこれ見よがしに電気自動車やプラグイン・ハイブリッド車の展示を行い、さらには会場に社員を動員し、そこだけ不可思議な盛り上がりをみせていたといったものだ。
しかも、ビッグ3はいきなり「Li(リチウム)イオン2次電池」を積んだ電気自動車やハイブリッド車を作れますときたもんだ。
ハイブリッド車等では、技術的に先頭にいるであろう国産車が積んでいる電池は「Ni(ニッケル)水素2次電池」であって「Li(リチウム)イオン2次電池」ではない。
携帯電話やノートPCなどには普及した感があるが、人を乗せて「安全」に移動するための車(引火すれば危険なガソリンも積んでいる)には国内巨大メーカーすらいまだGOサインを出していない。つまり、安全性に不安があるということだ。GSユアサとホンダなど、それぞれの国内電池メーカーと自動車メーカーは提携を表明し、協力のもと研究開発を推し進めている。もちろん、「Li(リチウム)イオン2次電池」のほうが電気効率もパワーも優れているからだ。おそらく、ゆくゆくはそうなっていくであろう。
ニュースを見ても、政府からの税金を使って生き延びている手前、アメリカ国内の消費者に懸命なアピールをしているようにしかみえない。モックアップ的なものであろうが、破綻してしまえば実際に作る必要もないのだから、出たとこ勝負のパフォーマンスではととられても仕方ないだろう。
さらに、「数年の間には市販します」的なビッグ3のハイブリッド車(試作車)は、40マイル/ガロンであると首脳陣が胸をはっていたが、翌日には、TOYOTAの第3世代プリウス(市販車)が、50マイル/ガロン(約21km/L)を発表。
差は大きいのだ。
ビッグ3...。
果たしてオバマ大統領になったら生き残らせることができるのか?
経済的にも以前感心が高いニュースである。
(デトロイト・モーターショー、一般公開日:2009年1月17~25日)が開催されている。
日本メーカーも出展を見合わせるなど、華やかさとはかけ離れたショーになったようである。
しかし、気になったニュースは、ビッグ3がこれ見よがしに電気自動車やプラグイン・ハイブリッド車の展示を行い、さらには会場に社員を動員し、そこだけ不可思議な盛り上がりをみせていたといったものだ。
しかも、ビッグ3はいきなり「Li(リチウム)イオン2次電池」を積んだ電気自動車やハイブリッド車を作れますときたもんだ。
ハイブリッド車等では、技術的に先頭にいるであろう国産車が積んでいる電池は「Ni(ニッケル)水素2次電池」であって「Li(リチウム)イオン2次電池」ではない。
携帯電話やノートPCなどには普及した感があるが、人を乗せて「安全」に移動するための車(引火すれば危険なガソリンも積んでいる)には国内巨大メーカーすらいまだGOサインを出していない。つまり、安全性に不安があるということだ。GSユアサとホンダなど、それぞれの国内電池メーカーと自動車メーカーは提携を表明し、協力のもと研究開発を推し進めている。もちろん、「Li(リチウム)イオン2次電池」のほうが電気効率もパワーも優れているからだ。おそらく、ゆくゆくはそうなっていくであろう。
ニュースを見ても、政府からの税金を使って生き延びている手前、アメリカ国内の消費者に懸命なアピールをしているようにしかみえない。モックアップ的なものであろうが、破綻してしまえば実際に作る必要もないのだから、出たとこ勝負のパフォーマンスではととられても仕方ないだろう。
さらに、「数年の間には市販します」的なビッグ3のハイブリッド車(試作車)は、40マイル/ガロンであると首脳陣が胸をはっていたが、翌日には、TOYOTAの第3世代プリウス(市販車)が、50マイル/ガロン(約21km/L)を発表。
差は大きいのだ。
ビッグ3...。
果たしてオバマ大統領になったら生き残らせることができるのか?
経済的にも以前感心が高いニュースである。