SaWさんの作品を(勝手に)批評! | 初心者でもアートO.K.☆

SaWさんの作品を(勝手に)批評!



初心者でもアートO.K.☆

■↑今回の作品のイメージカラー


今回SaWさんは

「cocoon」を描きたかったとのこと



初心者でもアートO.K.☆

cocoon=繭という意味ですね


質感は

鉛や青銅のようなものを感じさせる重厚な色使いですね


たしかに、この物体の中に何かが入っているような雰囲気です


生命力というか有機的なものを感じます


実は今回の作品のフォルムは

人物が座っているポーズの輪郭とのこと


おお!その発想オモシロイですね!!


そしてその表現は

まさに、アンソニー・ゴームリーじゃないですか!!!!!!!!!!!!!!


ゴームリーの彫刻はたしか

本物の人間を型取りしたものに

ブロンズかなんかを流し込んで作品をつくっていますよね


だからゴームリーの作品は

無機質で堅い素材だけれども、どこか人間味があったり、、、

私はかなり好きな作家ですね

よく見れば

ジブリ美術館にある、ラピュタに出てくるロボット兵の彫刻にも見えたりしますが、、、


Sawさんの作品は平面ですが

立体感や動きも表現できているように感じます


一見すると

この作品のシルエットが人間のものであると分かりにくいのですが

ただ、なんとなく描いた形ではなく

何かがモチーフとなっている形なのかなあと思えてきましたね



『星の王子さま』の中の話ですが

ある子供が

ヘビが象を飲み込んだ絵を描きました

その絵が大変よくできたので、大人に見せたのですが

その大人は帽子の絵にしか見ることができなくて

その子供が

「シルエットだけを見るんじゃなくて中身を見てよ!」

とがっかり落ち込むシーンを思い出します

物事のアウトラインだけを見て判断するんじゃなく

物事の本質=中身をしっかり見ることが大切

という教訓の話ですよね



そして




「本当に大切なものは目には見えないんだ」




と、きつねさんが言ったことばに

今でも本当に考えさせられます



その中身からシルエットに表れる躍動感であったり

逆にシルエットと中身のギャップがあったり

そういったことを作品にする発想って

なかなかおもしろいですね

ちなみにSawさんの今回の作品は前者の表現でしょうか?


やはりいつも思いますが

絵を描くときに限りませんが

何かをするときって必ず哲学って必要ですね


単純な形やシルエットであっても

そこにさまざまなストーリーがあることで

目で見て感じる作品の意味とは

全く異なってきますね

(でも、けっこう目で見てその作品の本質が分かるってことも

 大事なんですがね。こんなことばっかりやってるから

 現代アートは分かりにくいって、どんどん日常生活から

 アートが遠のいていくのでしょうが、、、ま、自己満足の作品を

 つくるのじゃなくて、受け手のことを考えて

 通常のビジネスではあたりまえのことですが

 これからは作品制作もそこんところをけっこう考えてやらないと

 アーティストはいつまでも貧乏!って言われますよね。。。

 ドラッガーや竹田陽一のビジネスについて語った本などは

 アーティストにとっても大変参考になるものだと思いますね

 ・・・おっと独り言がずいぶん長くなってしまいました 

 今のは私の悪魔の部分ですね。。。笑)


ま、そんなこんなで

今回の批評は過激(笑)な内容もありましたが

ぽっと絵画教室としては

いろんなことを考えながら

作品制作をしていくことって大切にしていきましょう


それにしても

Sawさんの今回の作品「cocoon」・・・カッコいいですね☆