妹尾さんの作品を(勝手に)批評!
■↑今回の作品のイメージカラー
今回妹尾さんは
「スカッとした作品」が描きたかったとのこと
ふんふん。。。
アメリカかどこかの住宅地がモチーフのようですが
(ぽっと絵画教室は強引なモチーフ設定の多いこと。。。(笑)
アメリカの住宅地→スカッとした=という連想でいけば、、、
なんか、平屋の住宅があって
家から道路までの敷地もけっこう広くて、そこには芝生があって・・・
道路の幅も広くて・・・
あ、そうだ
映画「Back to the Future」のデロリアン号がタイムスリップする時の
滑走路代わりにしていたところの風景を思い浮かびますねえ
そういう感じで今回の作品を見ると、、、うん、なんか似ているかもですね
日本と違って
あっちは空気が乾燥しているから
空気が澄んでいるし
緑も豊かにあるし
家もデカイし
まあ、そんなイメージとスカッとしたイメージは相関していると感じますね
そして、また描きかけテイストの作品ですが、、、
一体誰の影響なんだか・・・(笑)この表現流行中ですね!!
こういう(描きかけ)の表現ってホント紙一重で
いい雰囲気になるか、ただの描きかけになるか、、、
難しいですよね
妹尾さんも今回の作品にはかなり苦労されたようです
と、いうのも
描いている時間よりも、考える時間の方か多かったですね
絵に向かって
むずかしい顔をして
首をかしげて
片目をつむって見たり
放して見たり・・・
きっと全体感を見てたんでしょうね
塗りきり・描ききり型の作品は
ある意味完成したことが納得しやすい部分もあるかもしれませんが
この描きかけ型の作品は
その絶妙な塗り残しのバランスが重要になってきますよね
だから妹尾さんは
ちょこっと塗っては考え
またちょこっと塗っては、、、の繰り返しで、、、
この描きかけ型の作風の流行はしばらく封印したいですね(個人的に。。。汗)
ストイックな表現ほど
技術力とセンスが必要なのは言うまでもありませんね
だってストイックというだけあって、ムダをどんどん省いていくわけですから
そうなるとまず
その「ムダ」は何なのかを判別できる感覚が必要になる
その次に
その「ムダ」をどうやって省いていくのか、、、
そして、今度は逆に
「必要なもの」「省いてはいけないもの」が何かを
判別する感覚も同時に必要になってきますよね、、、
つまり
完成は描きかけのようでも
途中で描くことをやめるのと
頭の中で完成させてそこから省いてできたものは
全然意味が異なってきますよね
頭の中で、完成したイメージができるってことは
それはやはりいろいろ経験値をつんだからこそ
出来ることなのかもしれません。。。
さて、あとひとつ気になるのが
中央にななめにはしる青いラインですね
妹尾さんはこの青いラインを
「空間を切り裂く線」というふうに表現されたようです
ちなみにこの青いラインは
完成直前に「エイヤ」で描いちゃってましたね
私の場合は、なんか最後まで気に入らずにとりあえず完成してしまった時に
「エイヤ」で水をかけたり、剥がしたりといった破壊的な行動にでることもありましたねえ。。。
で、けっこうそのおかげで作品が思いもよらなかった表情になり
「これも、ま、いっか」みたいな感じでフィニッシュしたり、、、今思えばかなり適当な感じでしたが(爆)
平凡な風景に、唐突に無関係で無機質な物体を組み込むと
違和感のある不思議な表現になるってことを、今回の作品でトライしてみたんですね
(ベースの絵も平凡な風景画ではありませんが。。。)
絵のスパイスというかインパクトになっているのは確かですね
空間を切り裂く。。。やはり私が最初にイメージした「Back to the Future」のタイムスリップと
関係しているのでしょうか。。。☆
