人が生きて行くときの甘え。

 

この甘えのために人は死んでゆく。

 

 

大切なものとそうでないものとの価値観の違い。

 

エサウの場合は食べ物のために大切な長子の権を売り

 

イエスさまは石をパンに変えなかった。

 

 

肉欲の快楽

 

それは罪の一時的な楽しみ。

 

甘く芳しい香りがする毒入りビスケット。

 

それを一度食べれば、その魅力は一時的に消えるが

 

時間がたてば、次は違うテイストを味わいたくなる。

 

ある人がわたしも食べてみたいと言った。

 

 

それは、その人のこころの声だ。

 

実際に口が開いて言っているのではない。

 

 

今、僕は

 

月がきれいに見える丘の上にいる。

 

 

君の介護のおかげで

 

僕の傷は癒された。

 

地上に残された瓦礫の山と天空の美しい月。

 

 

僕たちは暖かい春の夜風に吹かれている。

 

こんなときは君と一緒に甘い夢を見たいと

 

一瞬、思ってしまう。

 

二人の目と目が合ったとき

 

 

月がとてもきれいでしょうと

 

君がそう言った。

 

そのとき、僕はこころの中で思った。

 

君の方がよっぽどきれいだ。

 

 

生き残った人たちは他にどのくらいいるの?

 

 

このあたりだとわたしたちだけしか見ていないわ。

 

どこかに、いるでしょうけれど。

 

 

食べ物とか水は?

 

それは、心配いらないわ。

 

 

それじゃあ、明日の朝、この辺一帯を調べてみよう。

 

他に人がいるかどうか。

 

 

移動手段は?

 

それは、僕に任せておいて。