桜の季節なのでサクラの話を少し書いてみましょう。
ビジュアル系歌手のピークが少し過ぎたころの依頼。
チケット15人分の手配忘れが有って、会場が寂しくなるから
15人来てもらいたいとの内容。
バイトの若い者たちにとっては
コンサートにタダで行けるわけだから15人ぐらいはすぐに集まる。
終わった後に依頼されてたチケットの半券を回収しながら
どうだったか聞いてみると、ガラガラだったとのこと。
一時はチケットが取れないほどの人気があったのがウソのよう。
歌手本人はサクラまで用意してモチベーションを上げようとしている
プロダクションの配慮には全く気が付いていない。
結局一時的人気でその歌手は消えた。
素人のバンドの大会で勝ち上がっていくバンドの応援には毎回30人のサクラを潜り込ませた。
大会が始まる前から一位になるバンドが決まっていて、
そのバンドに投票をして会場を盛り上げる役。
広告会社が企画して企業に売り込んだけど、いまいち盛り上がらなくてクライアントの評価がよくなかったらしい。
トータル6回の大会に述べ180人を送り込んで、
目論見通り予定のグループが1位になった。
全て段取りが組まれている大会に参加したほかのグループの人たちがこの事実を知ったら怒るだろう。
しかし、その後メジャーで1位になったグループの名前を聞いたことはない。
客が少なくて困るからサクラを依頼してくるのだが、
キャバクラ嬢からの依頼は1位を維持するのに売り上げが少し足りないから飲みに来てくれという依頼。
男二人で指名してセット内で終わるように適当に飲んで話して場を持たせて帰る。
1位と2位では翌月の給料に大きな差があるらしく、
二人分の飲み代と、依頼料を払っても十分お釣りがくるらしい。
締め日が近くなると、依頼があり社員が交代で飲みに行っていた。
いや、仕事に行っていた。
お店から連れ出す店外デートの依頼もある。
ソープ嬢を指名し、連れ出し料を支払って店外へ。
指名料+連れ出し料で総額60万円
恰幅のいい社員に行かせる。
前もって振り込んでもらったお金をブランドの財布に入れて
店に向かう。予約してあるから、別室の応接間に通され、そこで精算。
女の子が支度して来るのを待ち店外へ。
店から少し離れたところで別れて作業終了。
NO1ソープ嬢の売り上げ協力。60万以上支払っても、本人の所にバックされる分と、
翌月の給料の割合を考えると利益になるのだろう。
ソープ嬢からのサクラの依頼は結構多い。
客の相手で体が疲れてるけど休めないから、指名して来てもらい、
その時間内ゆっくりしたいといった依頼もある。
1人で風呂に入って一人で体を洗い、床に転がって雑誌を読んで時間をつぶす。
依頼者はその間ベッドで仮眠。
華やかな時は華やかに過ごせばいい。
しかしあっと言う間にサクラの季節は終わる。